証券ビュー

NYダウ倍返しが目安 大国間で優先される政治的取引 (2017.05.15)

前週末反落。日経平均一時152円安。引け持ち直した。米国株安や小幅円高、過熱感など受け上げ一服。11日満月売りを振り返った。大証が引け後発表したSQ値1万9991円。

>>続きを読む

忘れ厭いた頃 天災と相場の節目 (2017.05.12)

昭和の風林史(昭和五十年五月二日掲載分)
顔ぶれ揃わず まだ時間かかる
期待はされても、まだ小豆相場にぬくもりがない。
強気にウェイトを老いた逆張りか。
「霧なくて曇る八十八夜かな 子規」

>>続きを読む

走れメロスの心境に 来週明け他力本願IoTバブル (2017.05.12)

小幅続伸。日経平均が年初来高値を更新。11日満月売りをこなした。NYダウ一時91ドル安を受けたもので、12日オプションSQを控えポジション調整。1ドル114円台の円安が手掛かりという。

>>続きを読む

【名証】シーキューブ 中部鋼鈑 泉 宏 氏 個人投資家セミナーのご案内 (2017.05.11)

名古屋証券取引所では、以下の日程で
「名証IRセミナーin名古屋」を開催いたします。
個人投資家の皆様のご参加をお待ちしております。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
第41回 企業研究セミナー ・定員300名
・出展企業のトップや担当者から
直接、最新の企業業績・大企業2社による企業説明会と
人気新商品などの情報を収集できます。
また、テレビや雑誌で人気の講師による株式講演会を開催!
投資に役立つ情報が入手できます。
※当イベントは個別銘柄を推奨するものではありません。 
 
・参加無料
(※ただし、事前に参加申込が必要です。
  当選された方に入場券を送付します。)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◆開催日時 : 2017年6月9日(金)13:30~16:10
◆会  場 :中電ホール 名古屋市東区東新町1 
◆企業説明会:シーキューブ (1936)  中部鋼鈑(5461)
◆株式講演会:泉 宏 氏(政治ジャーナリスト)
◆申込締切 :2017年5月26日(金) 
 
(注)携帯電話からのお申込みはできません。
【お申込方法】名証ホームページよりお申し込みください(PC版) 
   http://www.nse.or.jp/ir_express/ir_nagoya/ 
定員に達した場合は厳選な抽選の上、
ご当選された方にのみ、入場券を送付します。
お申込の際、説明企業に対する知りたい情報や
ご質問等をお書きいただいた方から
優先的に抽選の対象とさせていただきます。
 ********************************
 名古屋証券取引所 営業推進グループ
  E-mail:ir-support@nse.or.jp  
  TEL:052-262-3207  FAX:052-262-3170 
 ********************************

「暮れて来て植う草花や夏隣」 梅の門 (2017.05.11)

昭和の風林史(昭和五十年五月一日掲載分)
戻りを待つ姿 再度売り場狙い
いずれは小豆に花も咲こうが、まだ少し早い感じ。
手亡は戻りを待って売り狙うところ。
「暮れて来て植う草花や夏隣 梅の門」
メーデー、八十八夜、憲法記念日、
こどもの日、立夏―と続く。飛び休のあとの三連休。
仕事のほうは、もうひとつ調子が乗るまい。
穀物市場は手亡戦争が一段落して、去勢された感じがする。
終戦処理というか、焼跡の釘ひろいとでもいうか、
さしもの大商いの手亡相場の影が薄くなった。
しかし突っ込みは警戒して深追いしないまでも
戻したところは狙い撃ちされる。
ピービーンズ病から離脱出来たのではないから、
閑になればなったで悪さは尾を引く。
水につかった大衆筋の買い玉は、
介錯人がいないと整理がつかない。
ジリ貧相場に日柄をかけて、
徐々に片づけていくことであろう。
次は小豆だ―と気負った気分が市場から消えている。
いずれは小豆相場に花も咲こうが、
これまた時間を要する。
手亡の下げで、ざっと百億円が
買い方の手から売り方のポケットに移った。
ポケットがふくらんだ手亡の売り方が、
どこで小豆を強気してくるか注目される。
穀物相場は怖い。やはり毛糸がよいとか、
綿糸が面白そうだという空気がないこともない。
相場は怖いから面白いのである。
目先、手亡の三百円あるいは五百円の
戻りを想定して、戻り一杯を狙って売りたい。
戻すかしら、
戻り待ちに戻りなしで戻さぬかもしれない。
小豆の線型は意味慎重である。
作付け面積や産地の天候が、
これから切実に影響してくるだろう。
産地は早や十月限の新穀相場である。
昨年の小豆相場は四月中上昇を続けたあとは
五月は一万七千三~五百円あたりでの高もちあい。
この相場が六月の十日を過ぎた時分から七月にかけ、
天候相場らしい動きをほんの少しした。
ここは小豆の押し目待ち。手亡の戻り待ち。
大型連休を控えているため積極的な仕掛けは多分望めまい。
最近の相場癖として月の上旬は高い。
その高値を飛びつくとあと叩かれる。
●編集部註
黄金週間前後の相場には魔物がすんでいる。
それは材料であったり、自分の体調であったり、
何かとしっくり来ない事が少なくない。
恐らく休む期間が中途半端なのだろう。
一~二カ月休んでしまえば良いのだが、そうもいかない。
【昭和五十年四月三十日小豆九月限大
阪一万六九四〇円・一三〇円安/
東京一万六九五〇円・一三〇円安】