16日から流れ変わる 29日にかけて初動受け入れる場面 (2018.05.17)
15日頭打ち。16日続落。流れが変わった。9日ぶりNYダウ193ドル安(一時270ドル安)を受けたもので、6年10ヵ月ぶり米10年債3.09%、北朝鮮の南北高官会談中止声明、日本の1~3月期GDP9四半期ぶり年率0.6%減(予想0.1%減)などブレーキ。
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青葉若葉に奔然と 売り屋が作る上げ (2018.05.16)
昭和の風林史(昭和五七年五月四日掲載分)
青葉若葉に奔然と上昇だ
連休明けの相場は足の速い上昇になろう。
身が軽いからだ。
奔然という言葉がピタリ。
新ポが四日というのも
正月じゃあるまいし間の抜けた話だ。
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昭和の風林史(昭和五七年四月三十日掲載分)
好材は後から貨車で来る
戻りではない。
底入れしての大直り、新しい相場である。
材料はあとから次々出よう。
投げも投げたり、
出来高27日も東西二万五千枚。
これで高値取り組みだった相場が
綺麗に安値取り組みになった。
ということは完全に売り時代が終わった。
『強気転換は、
まだちょっと早いのじゃないか?』
といわれたが、
すべての条件が底打ちのシグナルである。
日柄も、きっちりはまった。
罫線に下値目標の値段のところと、
日柄の限界地点に
蛍光ペンで丸印を書いておいたところに、
ビシッと節足線が入った。
ゴルフならさしずめホールインワンだろう。
ゴルフはした事がないから知らない。
ボールを穴に入れるのが難かしいそうである。
あんなもの、
寝ころがって草の目を読まんでも、
ジーッと心静かに穴を見ていたら、
心眼に映る穴が、
どんどん大きくなっていくか
らコーンと叩けば穴がボールを吸い込むはずだと、
怖いもの知らずで強気だけは垂れるから、
シングル級のゴルファーが辟易する。
これ即ち嫌がらせの年齢。
それより相場だが、
『どこまで戻すか?』というから、
相場用語に気をつけてモノをいって下さいよ―と。
戻すのではない。出直りです。
半値回復の三千七百円あたり、恋の丸ビルあの窓あたり。
三千百円、二百円の下の窓埋めは問題でない。
要するに大掃除が終わった。
灰汁抜けた。
取り組みが大変化した。
日柄が十分。人気は弱い。
という事は、
出直り条件すべてパスしている。
大阪九限大引
二千八百五十円以上に引けたら
その瞬間から大変な相場に変身。
新ポの十限買いもよろしい。
買い屋は泣いている間などない。
新戦場に駒を進めよ。
買い材料はあとから貨車でくる。
底が入ったから天井するまで買うだけだ。
●編集部註
数字で見るより、
図で見た方が説得力があると思うので、
ここは当時の小豆相場を
出来高と取組高と並列で見た方が良い。
この文章が掲載された頃の
東京小豆相場を見ると
突出して商いが出来ている反面、
既存玉が極端に減っている。
これを〝投げも投げたり〟と
風林火山は表現した。
この年の4月最終週、
東京市場の総取組高は3
万枚を割り込む寸前であったが、
この出来高を底打ちのシグナルと見たのか
新規売買が増加。
1カ月後の5月最終週に総取組高は
4万枚を突破。
これに伴い、相場は上昇トレンドになっている。
一度飛ばしそう 太陽化学 5月15日 (2018.05.15)
ピーク更新の見通し
マイクロ波新工場が新たな手掛かり
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太陽化学(2902)は確り。連結ピーク更新の見通し。一段と締まってきた。課題6項目の積み重ねによるもので、不採算製品見直しのほか原価改善(前期5%)、持分法収益拡大など顕在化。
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