巻き返し始まる 日東工業 7月24日 (2018.07.23)
果敢な挑戦に見どころ
中国・タイ・シンガポール結び第2幕
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日東工業(6651)は巻き返し。1Q連結計画線上。通期2ケタ増益の見通し。前期修正計画を上回り、シンガポール連結子会社ののれん代16億4800万円一括償却。
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中段の秒読み段階 天の理、地の利、時の運 (2018.07.23)
昭和の風林史(昭和五七年七月六日掲載分)
中段の底抜け秒読み段階
今度は売り警戒人気が強いだけに、
アッケラカンと
劇的な崩れにつながりそうだ。
産地は快晴続き。気温も上昇。
生育好調。
夏型の天候は今週、来週と続く予報だ。
役所のほうも、
ようやくあわただしくなった。
期近限月の玉をほどく対策は、
かなりきつい手段に出るかもしれない。
月曜は共産党機関紙〝赤旗〟が
小豆買い占めについてまた書いたそうだ。
農水省は国会で
六本木筋の小豆買いが問題になって以来、
田沢大臣、渡辺食品流通局長、
今大臣秘書官、伊藤商業課長等が
市場問題を真剣に検討し、
関係取引所に対する指導も、
渡辺局長が国会で、
はっきりと「異常事態」と
明示していることから
『異常ないない、打つ手がない』では
済まされないという態度。
取引所には
〝市場管理要綱〟というものがある。
これが役に立たないようでは意味がない。
その点も検討しているようだ。
ともあれ相場としては
先二本が〝死に体〟になった。
在庫増、作柄良好、
安徽小豆の大量入荷、
相場の日柄による疲れ、規制強化。
こうなったらダムは決壊するしかない。
相場は
天の理、地の利、時の運という。
目下の買い方は、
この三要素すべてに背を向けている。
市場はまだ売るのを怖がっている。
前場は早々の利食い。
やれやれの利食いが先行した。
戻したら売り直そうというつもりだろうが、
売らせずに抜けてしまう相場に
なってしまった。
無理したトガメである。
●編集部註
平成最後の年の夏、
文科省の事務次官候補の
呼び声も高かった局長が
受託収賄疑惑で逮捕された。
この報道を受け、
ある番組に出演していた社会学者の
指摘に膝を打った。
要約すると、この報道が事実なら、
日本の教育を司る省庁の
トップになる予定の人が、
教育に対して何の哲学や理念もなく、
〝こうであるべき〟といった美学もなく、
普通に自分の権力や立場を
自分の欲望のために使った事になる。
それは罪深く、恐ろしい事であると。
話を昭和の小豆相場に戻そう。
この時、異常はあったが違法はなかった。
ただ、風林火山の筆致と行間からは、
管理する側、運営する側の
無為無策ぶりは読み取れる。
そして、平成の今だからこそ言える。
先物市場に対して何の哲学や理念もなく、
〝こうであるべき〟
といった美学もない人たちが
市場を管理、運営すると、
結果的にロクでもない事になるのだ、と。
今いかに大事かわかる 8月も猛暑続き11月までお試し期間 (2018.07.23)
前週末続落。買い戻し一巡後手詰まり。引け持ち直した。米中貿易摩擦に伴う国際商品や人民元・上海総合安一服。1ドル111円台に振れた円高など踊り場。19日朝、中国人民銀が元取引の基準値を1ドル6.7066元に設置。
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筋目の悪い場 無理したトガメ出る時分 (2018.07.20)
昭和の風林史(昭和五七年七月五日掲載分)
無理したトガメ出る時分
無理が、どこまで続くかだけの問題で、
それもようやく先が見えてきた。
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リスクオフに及ばない 比較的恵まれた日本のポジション (2018.07.20)
買い一巡後伸び悩み。後場日経平均一段安。まちまちで引けた。前日NYダウ79ドル高(1ヵ月ぶり高値)を受けたもので、後場上海総合安と1年ぶり人民元安(対ドル6.7472)がブレーキ。
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