証券ビュー

今、来期底離れ Gパッカー   3月9日 (2011.03.09)

受注堅調で記念増配も

やがて新興国に中価格ブーム

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ゼネラルパッカー(6267・JQ)は計画線。持ち直している。国内既存市場で安定した受注を確保。海外、システム、新方式包装機あげてマーケット開拓に取り組んでいるためだ。率直なところ、昨年11月FRBの追加金融緩和6000億ドルを契機に円安株高。延べ20年にわたる円高株安から転機を迎えた。このため、同社の場合、中価格をボリュームゾーンにやがて新興国向け給袋自動包装機のブームが見込まれ、リーマンショック以降夜明け前の感触。今、来期底離れとみられる。

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5期ぶり最高益 ジーフット   3月8日 (2011.03.08)

どこかで飛ばす場面も

2度とないビジネスチャンス

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ジーフット(2686)は予想以上。続伸の手がかりをつかんだ。1月の既存店売上高102.3%(全社105.7%)、2月同106.2%(同109.5%)によるもの。前期末・今期初ともに引き締まり、5期ぶり最高益更新の見込み。09年2月21日、リーマンショックに伴う混乱のさなかにニューステップと合併。当時ハイブリッド経営といわれたが、3期目を迎え噛み合ってきた。

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2段上げ途上 3分の1戻しても大きい (2011.03.03)

 栗本鉄工(5602)はじり高。1月25日発表した希望退職者募集(80)、2月10日の営業・経常益上方修正が手がかり。5月の決算発表にかけて昨年6月高値123円を突破しそうだ。次期黒字定着、復配が見込まれるためで、高性能マグネシウム合金、MRF(磁気粘性流体)、水素吸蔵合金処理など次世代の技術も出番を迎える。

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パイオニアに道筋 OTS102と扶桑薬品 (2011.03.02)

ミヨシ油脂(4404)は底値圏。140円中心のもみ合い。120円どころを固め上放れた不二家(2211)と同感覚で拾いたい。昨年10月
山崎製パン、日清オイリオグループと資本・業務提携。前期連結健闘し、収益・財務不安が遠退いた。来年、創業90周年。今期連
結横ばいの見通しだが、提携効果が見込まれ、やがて05年3月高値390円挑戦も考えられる。
 

 扶桑薬品(4538)は魅力的な経過。提携先のOTS(4564・マザーズ)と連動している。1月26日「OTS102」(癌治療薬用ワクチン)の
製造販売に関し、大塚製薬(サブライセンス)から10億円の一時金を受け取る旨を発表。翌日329円の高値をつけた。

同ワクチンは、従来の抗癌剤と比較にならない開発経過をたどり有望。点滴と人工透析で70年余。「OTS102」次第で業容一変。

株不足でもあり、ひとまず08年7月379円、06年4月528円高値が目安になる。
 

 パイオニア(6773)は再建に道筋。シャープ中心にホンダ、三菱電、三菱化の出資も決まりスケール拡大。プラズマTV撤退から

カーナビ(シェアトップ)の将来性を先取りする相場に変わった。3Qに7四半期ぶり黒字転換。大幅な売り長で10、11年社運も
いいだけに一段と有望。09年3月82円を上場来安値に、08年下放れた800円どころが視野に入った。
 

三菱商事(8058)は半値戻し。押し目待ちだ。米欧、新興国相手に日本をリードするブローカー。売り手、買い手双方から手数料が
落ちる。ドバイショック第2波で拾いたい。

後半追い風に ウッドF   2月25日 (2011.02.25)

4Q迎え需要期入り

用地取得と商品供給上振れも

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ウッドフレンズ(8886・JQ)は比較的しっかり。2Q連結累計減収減益だが、計画を上回る折り返し。1月6日通期下方修正したものの、増収増益を確保できる見通し。昨年11月から円安株高の風が吹き、3Q発表(前期4月8日)が楽しみだ。

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