証券ビュー

アンコール伊勢町

バリュー株がアンカー 資本主義のエンジン限界に近づく (2025.12.05)

 続伸。日経平均大陽線の引け。全面高だ。3日ダウ408ドル高、ナスダック23,454(+40)、S&P500種6849(+20)。時間外80円高の先物4万9910円を受け後場一段高。高値引けだ。プライムの出来高21億8200万株、売買代金5兆7600億円。値下がり286値上がり1273。■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)4社で日経平均を半分以上持ち上げた。引け後、先物に反動。矛先が定まらない。FOMC(9~10日)を前に米利下げと日銀政策決定会合(18~19日)の利上げを織り込み、マクロン仏大統領訪中も第3の選択。手の内を読まれた。ブルームバーグによると、市場は日銀の12月利上げを100%織り込んでおらず、長期金利年内2%まで上昇余地と屈託ない。4日入手した情報によると、欧州のグリーンエネルギー移行が経済にダメージ。2005年からCO₂排出量を30%削減し世界をリード。米国は17%にとどまっている。この間電気料金を押し上げ、ドイツと英国世界最高。イタリアも肩を並べEU全体平均米国の倍、中国を50%上回る。大量の電力を必要とするAIや地域経済にとって負担が大きく、グリーン移行が裏目に出て経済の低迷につながる旨の内容。英国はCO₂課税に踏み切り化石燃料発電を全廃。グリーンシフトした。しかし、経営者は化石燃料の価格が下落しても新たな電力網が2030年まで必要と譲らず。さらに実質20%高くなる見通し。ドイツと英国のソーラーパネルが理論的な発電能力の5分の1。システム運営が始まっても赤字続きという。このため、伸び切ったAIバブルが年末・年始弾ける公算もある。日本のバブル崩壊(1990年)、旧ソ連崩壊(1991年)、ドットコムバブル崩壊(2000年)など学習効果。今回、米中にロシアも取り付けが伝えられ基本に戻るのが先決。主要国が日本よりひどい状態に陥り10年後の糧が必要になった。
 日経平均先物によると、4日大証ミニ5万0780円(-0.43%)に対しラージ0790円、シカゴ0820円。現物より208円安い。ダウ先物4万7992ドル(+0.08%)。同109ドル高い。VIX恐怖指数16.28(+1.24%)、WTI原油先物59.28(+0.56%)。金先物4228(-0.11%)、ビットコイン円14,414,052(-0.52%)。
 4日の日経平均1163円高。大引け5万1028円。TOPIX3398(+63)。10年債1.935%(+0.045)。米10年債4.081%(+0.021)。上海総合3875(-0.06%)、香港ハンセン25,935(+0.68%)、インドNifty26,033(+0.18%)、ロシアRTS 1075(+0.39%)。グロース665.98(+0.71%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。資本主義のエンジンが限界に近づいた。バリュー株がアンカーとみられる。(了凡)