証券ビュー

アンコール伊勢町

これから10年立ち直る 米中や欧州がデフレに呻吟する (2025.11.12)

 小反落。日経平均小陰線の引け。持ち高調整に明け暮れた。10日ダウ381ドル高、ナスダック23,527(+522)、S&P500種6832(+103)。時間外210円高の先物5万1260円。信号待ちの状態だ。9日米上院がつなぎ予算動議を可決し下院も週内追随する見込み。事なきを得た。プライムの出来高24億2700万株、売買代金6兆7300億円。値下がり830(値上がり719)。引け後、先物に締まりがない。不測の事態も考えられるためだ。ブルームバーグによると、連邦最高裁はトランプ氏の相互関税に対しダメージとなる判断を示す見通し。しかし、再登板以来引き起こした混乱が過去のものとなり、「米国例外主義」が戻ってきたという。関税と予想以上のAI効果によるもので、10月の関税収入が300億ドル(年初50億ドル)にのぼり一定の成果。ロイターによると、トランプ氏の緊急制限法に基く関税措置を連邦最高裁が違憲判断した場合、米国は経済と安保両面で大惨事に直面する。トランプ氏は関税収入から中・低所得層に各2000ドル(約30万円)支給。残りで債務を減らす意向だ。9月の米CPI前年比3.0%上昇。前月2.9%からインフレ気味だ。フォーブスジャパンによると、アナリストたちは米経済全体不安定な状況に拘らず年末商戦を記録的と予想。NRF(全米小売業界)が前週予測を発表し1兆ドル越え。昨年比3.7~4.2%増の見通し。一方、週内政府閉鎖解除というものの議会承認に時間。失われたデータをすべて取り戻しすのが困難。複数まとめて公表される場合もある。FRB議長は10月のFOMCでデータ不十分なら利下げに慎重と述べた。閉鎖解除が突破口でも転換点の真っただ中。マクロ経済が破壊と再生に直面している。つくられた危機といわれるコロナ、ウクライナ、イスラエルなど白黒つける場面。日本のポジションが一番安定している。
 日経平均先物によると、11日大証ミニ5万0990円(-0.32%)に対しラージ 同、シカゴ1020円。現物より177円高い。ダウ先物4万7463ドル(±0)。同94ドル高い。VIX恐怖指数17.92(+1.82%)、WTI原油先物60.49(+0.60)。金先物4148(+0.64%)、ビットコイン円16,295,741(-0.41%)。
 11日の日経平均68円安。大引け5万0842円。TOPIX3321(+4)。10年債1.690%(-0.010)。米10年債4.117%(+0.002)。上海総合4002(-0.39%)、香港ハンセン26,696(+0.18%)、インドNifty25,694(+0.47%)、ロシアRTS 1000(+0.58%)。グロース709.74(-0.42%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。これから10年、日本はデフレから立ち直る。米中や欧州が35年以上呻吟する見通しだ。(了凡)