証券ビュー

アンコール伊勢町

日本にアドバンテージ 倍返し5万2000円が道しるべ (2025.10.29)

 3日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。全面安だ。27日ダウ337ドル高、ナスダック23,637(+448)、S&P500種6857(+83)。時間外70円安の先物5万0520円に届かず後場一段安。トランプ氏来日と日本の新内閣を好感し初の5万円大台乗せに達成感が出た。プライムの出来高22億9200万株、売買代金5兆8800億円。値下がり1508(値上がり89)。引け後、先物小確り。日米同盟の強化や防衛力増強、関税交渉の経過など高市内閣就任直後に米国首脳を迎え、双方手応えがうかがえる。トランプ氏は、会談終了後安倍未亡人に再会し日本に肩入れ。「困ったら知らせてほしい。必ず応える」と上機嫌。株がいち早く反応した。急に視界が広がった矢先、ポジションの巻き戻しが出た模様で、■■■■■■■■(****)と■■■■■■■■(****)計190円戻したものの後の祭り。今度こそ違う変わり目にさしかかる。バフェット氏によると、米国株の時価総額がGDPの倍に達し超割高。半値になるのも時間の問題。日本株の場合、時価総額がGDPと並び合理的な水準。連れ安になっても適正水準まで戻す。トランプ氏は29日韓国に向かい李大統領、30日中国の習主席と首脳会談。31日AEPEC首脳会談。市場は28~29日FOMC、29~30日に日銀政策決定会合、同ECB理事会、29日カナダ中銀政策発表。さらに、29日マイクロソフト、アルファベット、メタプラット。30日アップル、アマゾンなどM7の四半期発表もある。7~9月AIの収益ペースが伸び悩んでいる模様で楽観できない。10月に始まった米政府一部閉鎖1ヵ月。11月1日旧フードスタンプ停止となれば混乱に拍車。インフレがFRBの目標(2%)を上回り、食品、住宅、保険など必要経費が上昇している。株高の恩恵を受けた富裕層も反動に見舞われる公算がある。28日、ドルヘッジとして買われたゴールドが再び暴落。じっとしていられない。
 日経平均先物によると、28日大証ミニ5万0470円(+0.01%)に対しラージ同、シカゴ0495円。現物より275円高い。ダウ先物4万7911ドル(+0.42%)。同366ド高い。VIX恐怖指数15.87(+0.51%)、WTI原油先物60.22(-1.78%)。金先物3924(-2.37%)、ビットコイン円17,444,678(+0.02%)。
 28日の日経平均293円安。大引け5万0219円。TOPIX3285(-39)。10年債1.640%(-0.030)。米10年債3.989%(+0.006)。上海総合3988(-0.22%)、香港ハンセン26,346(-0.33%)、インドNifty25,936(-0.11%)、ロシアRTS 995(+0.82%)。グロース722.38(-1.71%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)にとどまった。11月にかけて今度こそ違う変わり目と述べた。来年を先取りするもので、倍返し5万2000円が道しるべ。日本にアドバンテージが与えられた。(了凡)