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アンコール伊勢町

急に視界が広がった 11月にかけ今度こそ違う変わり目 (2025.10.28)

 週明け続伸。日経平均小陽線の引け。最高値を更新した。前週末時間外240円高の先物4万9560円を上放れ。史上初の5万円大台に乗せた。プライムの出来高19億2700万株、売買代金6兆1100億円。値下がり166(値上がり1418)。引け後、先物一服。トランプ氏来日を好感するもので意外高。倍返し5万2000円目前。急に視野が広がった。不利といわれたアルゼンチンの中間選挙も26日ミレイ氏の経済改革が与党に大勝をもたらしトランプ氏追い風。チリやブラジル、コロンビアなど南米でも右派の台頭が予想される。ブルームバーグによると、10月1日始まった米政府一部閉鎖間もなく1ヵ月。ワシントンから全国に広がり、航空便の遅延や欠航増、低所得者向け食料支援も縮小。26日、カリフォルニア州でロス発オークランド行きが管制官不足で2時間運航停止。「補助的栄養支援」(旧フードスタンプ)を11月1日停止すると通知。「資金が尽きた」という。つなぎ予算が成立するまで連邦職員に給与なし。病欠が増え副業探しに追われている。60年前、米農務省は広範囲に旧フードスタンプを打ち出した。依然食料支援が欠かせない。米全家庭の8%を占め飢饉のほか健康保険負担が増大。地域経済に打撃を与え始めた。同省が11月必要な80億ドルに対し準備金60億ドル使えないと主張する一方、アルゼンチン右派のミレイ氏支援に200億ドル拠出を主張。26日の中間選挙が注目を集めた。結果、ミレイ氏が大勝。トランプ氏は安堵した。「今度こそ違う」という相場の変わり目。10月やってきた。29日までトランプ氏来日、28~29日FOMC、29~30日の日銀政策決定会合。同ECB理事会、29日カナダ中銀の政策発表など転換点のきっかけ。場合によると、株とゴールド、ビットコイン三つ巴で取りつけ騒ぎも考えられる。逆回転リスクに相当し取り残される恐れ。このため、倍返し5万2000円。利食い千人力と述べた。
 日経平均先物によると、27日大証ミニ5万0460円(-0.26%)に対しラージ同、シカゴ0450円。現物より62円安い。ダウ先物4万7618ドル(+0.47%)。同410ドル高い。VIX恐怖指数15.67(-4.28%)、WTI原油先物61.48(-0.03%)。金先物4049(-2.14%)、ビットコイン円17,599,967(+0.39%)。
 27日の日経平均1212円高。大引け5万0512円。TOPIX3325(+55)。10年債1.665%(+0.010)。米10年債4.018%(+0.015)。上海総合3996(+1.18%)、香港ハンセン26,433(+1.05%)、インドNifty25,966(+0.66%)、ロシアRTS 963(-2.66%)。グロース734.94(+0.85%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。11月にかけ今度こそ違う変わり目。相場の醍醐味でもある。(了凡)