政策変更あるやなしや FRBが独立を失うかどうか正念場 (2025.08.29)
続伸。日経平均小陽線の引け。後場一段高だ。27日ダウ147ドル高、ナスダック21,590(+45)、S&P500種6481(+15)。時間外50円安の先物4万2450円を上放れ。進退きわまるエヌビデアの決算(時間外5%安)をこなした。プライムの出来高18億7900万株、売買代金4兆6500億円。値下がり631(値上がり916)。引け後、先物一服。もみ合っている。エヌビデアが市場の期待にこたえ、バフェット氏保有株買い増しやバリュー株の水準訂正につながった。一方、2年債の最低落札価格が100円5銭と市場予想を下回り、首相続投もくすぶっている。ロイターによると、28日■■■■■■(****)が発表した2025年7月単体の世界販売89万9449台(4.8%増)、同生産84万6771台(5.3%増)。いずれもピークを更新し何よりだ。■■■■(****)のハイテク鋼材と連動し世界をリード。むしろ、トランプ氏と首相に対し政策転換を先取りしている。9月、ないし10~12月行き詰まるとみられ、来年1~3月正念場と考えられる。直近の情報によると、FRB独立性の喪失に備えよ。トランプ氏のFRB理事解任意向と辞任否定を巡るもので、今週FRBが1951年に獲得したホワイトハウスからの独立を失うかどうか。市場が織り込んでいないだけに重大な場面を迎える。FRBが利下げを準備しているためで、22日パウエル氏は労働市場が低迷している中、トランプ氏の関税は持続的なインフレををもたらさないと発言。9月利下げを示唆した。短期的に株が上昇し債券下落。その通りになった。しかし、今後どこかでトランプ氏一存の利下げが投稿される懸念を拭えない。FRB 111年の歴史で理事を解任しようとした大統領はいない。トランプ氏は解任理由に住宅ローン詐欺詐を挙げているが、彼女は告発をされていないし有罪判決も出ていない。厄介な材料だ。間もなくやってくるインフレに備えるのが先決。大恐慌以来最高の関税、財政、FRBの独立を脅かす存在など手に余る。
日経平均先物によると、28日大証ミニ4万2740円(-0.44%)に対しラージ同、シカゴ2750円。現物より88円高い。ダウ先物4万5691ドル(+0.11%)。同125ドル高い。VIX恐怖指数14.49(-2.42%)、WTI原油先物64.12(-0.05%)。金先物3404(+0.29%)、ビットコイン円16,607,619(+1.22%)。
28日の日経平均308円高。大引け4万2828円。TOPIX3089(+20)。10年債1.615%(-0.010)。米10年債4.234%(-0.001)。上海総合3843(+1.14%)、香港ハンセン24,998(-0.81%)、インドNifty24,500(-0.85%)、ロシアRTS 1137(-0.24%)。グロース776.06(-0.34%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。1890年代、関税率50%に引き上げたマッキンリー大統領当時、深刻な経済不安が起きた。政策変更あるやなしや。(了凡)