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アンコール伊勢町

8月まで仕切り直し 米国G7離れブレグジットの運命 (2025.07.09)

 反発。日経平均小陽線の引け。仕切り直しだ。7日ダウ422ドル安(一時668ドル安)、ナスダック20,412(-188)、S&P500種6229(-49)。時間外210円安の先物3万9330円が仕切り線。9日米関税上乗せ期限、8月適用開始を前に腰が引けてさまにならない。プライムの出来高20億0700万株、売買代金4兆5400億円。値下がり484(値上がり1083)。引け後、先物小反発。20日参院選後も協議が続くとみられる。トランプ氏が譲歩を求め圧力を加える一方、G7のメンバーに違和感がうかがえ、少なくともプラザ合意40年と戦後80年の転換点。米国に一番近いといわれるカナダやメキシコ、日本が槍玉にあがった。ダウ、ナスダック、S&P500種も素高値だけに気が気でない。トランプ氏が関税や減税法案にこだわるほど米経済が悪化しているのも事実。ホワイトハウスがパニックに陥っている模様。8月以降、むしろ米国内の限界が明らかになる見通し。このため、我慢比べ。■■■■(****)がバブル崩壊を失敗体験に世界一のハイテク鋼材を供給し、■■■■■■(****)もじたばたしないと腹をくくった。トランプ氏の政策は1期目と変わらず、昔日の栄光を取り戻す画餅に過ぎない。8日入手した情報によると、フィスカル・ドミナンス(財政支配)がヒント。中央銀行は長らく国家財政と絡み合ってきた。イングランド銀は君主の資金調達を主業務に1694年創設。FRBは第1次大戦中政府の資金調達を支援し、第2次大戦中と戦後金利に上限を設けた。1960年代、財務省が国債を売却するため引き締めを控えた結果、インフレに油を注いだ。自己都合で利下げを求めるトランプ氏が必ずしも間違っているわけではない。歴史をたどると、中央銀が自分の判断でなく大統領の命令に従い続けると経済が代償を払うことを示している。しかし、トランプ氏が気にするほど間近に迫っていない。米国は大英帝国が先祖だけに、G7を離れブレグジットの運命に置かれた。
 日経平均先物によると、8日大証ミニ3万9830円(+0.03%)に対しラージ同、シカゴ9835円。現物より146円高い。ダウ4万4614ドル(-0.14%)。同207ドル高い。VIX恐怖指数17.03(-4.27%)、WTI原油先物67.94(+0.01%)。金先物3337(-0.16%)、ビットコイン円15,957,062(+0.97%)。
 8日の日経平均101円高。大引け3万9688円。TOPIX2816(+5)。10年債1.490%(+0.035)。米10年債4.421%(+0.036)。上海総合3497(+0.70%)、香港ハンセン24,148(+1.09%)、インドNifty25,522(+0.24%)、ロシアRTS 1096(-0.60%)。グロース732.29(+1.98%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)など。■■■■■■(****)と■■■■(****)、■■■(****)が対米輸出を止める一方、フォードが米工場をたたみメキシコに引っ越すという。(了凡)