お鉢が回ってくる日本 後戻りできないだけにチャンス (2025.06.03)
続落。日経平均小陰線の引け。波乱含みだ。5月30日、トランプ氏の鉄鋼・アルミ関税引き上げ表明や米中関係悪化懸念が伝えられる一方、1ドル143円台の円高に振れるなど右往左往。フィラデルフィア半導体指数(-2.10%)も足かせになった。プライムの出来高17億株、売買代金3兆8300億円。値下がり1012(値上がり562)。引け後、つかみどころがない。3日10年、5日30年債の入札を控え消化難。5月20年、40年債が不調で尾を引き発行見直し観測浮上。5日、■■■■(****)の★★★★★★買収期限と重なるだけに悩ましい。2日入手した情報によると、30日トランプ氏がペンシルベニア州の集会で自身が買収を手柄にする一方、反対していたデビッド・マッコール氏に手土産。鉄鋼関税を倍の50%に引き上げた。高関税によりクリーブランド・クリフの赤字を止めたところで、雇用を守り創り出すに及ばず、自動車・機械メーカーの鉄鋼コストを押し上げる。1期目の鉄鋼・アルミ製品関税が一定期間価格を押し上げ、顧客が打撃を受けたため需要縮小につながった。FRBによると、関税導入により製造業で7万5000人雇用が失われた。投資家がトランプ氏の型破りな経済政策を懸念しているのに拘らず、さらに前に出る可能性もあるという。市場が高関税の限界を織り込み、1890年代マッキンリーと1930年代のフーバーに次ぎ3度目の轍を警告。6月流れが変わり7月ゲームチェンジと述べた。以前述べたように、日本は重要物資の自給率が主要国で圧倒的に高い。今後、地政学や安保に伴う分断リスクに有力で、「日本製中間財」の需要が高まる。安定と秩序ある変化にこたえるもので強みだ。鉄鋼然り。■■■■(****)と■■■(****)は特殊鋼で他の追髄を許さない旨触れた。5~8日の日米関税交渉やG7で合意できなくてもよし。主導権を握った。敗戦とバブル崩壊による失敗体験からODA(政府開発援助)で米国(USAID)の穴を埋める声もある。
日経平均先物によると、2日大証ミニ3万7490円変わらず。ラージ同、シカゴ7540円。現物より69円高い。ダウ先物4万2199ドル(-0.22%)。同71ドル安い。VIX恐怖指数19.74(+6.30%)、WTI原油先物63.63(+4.67%)。金先物3387(+2.16%)、ビットコイン円14,894,669(-2.13%)。
2日の日経平均494円安。大引け3万7470円。TOPIX2777(-24)。10年債1.505%(+0.005)。米10年債4.434%(+0.036)。上海総合3347(-0.47%)、香港ハンセン23,157(-0.57%)、インドNifty24,716(-0.14%)、ロシアRTS 1115(-1.60%)。グロース746.00(+0.10%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。ホロスコープによると、6月が7月7日以降の変化に対し重要な1ヵ月。後戻りできないだけにチャンス。日本にお鉢が回ってくる。(了凡)