日米共同声明が切り札 ロスチャイルド銀会長の言質に合点 (2025.05.23)
続落。日経平均小陽線の引け。下げ渋った。21日ダウ816ドル安(一時891ドル安)、時間外420円安の先物3万6840円に鞘寄せ。窓埋めを持ち越した。プライムの出来高16億7300万株、売買代金4兆0900億円。値下がり1067(値上がり510)。引け後、先物模様眺め。試行錯誤が続いている。22日、いち早く欧州ロスチャイルド銀会長が「影響の全容を把握できない。事態が安定するのを待つのが大事」との言質に合点した。関税戦争、供給網再構築に言及するもので、地政学的状況や財政赤字、インフレ圧力など大きなリスク。米中90日休戦が踊り場になった。直近入手した情報によると、トランプ関税が米中小企業に打撃。店じまいが現時点唯一の選択肢といわれ、関税が変わる前発注した商品が届くやレイオフや事業休止に追い込まれ、中国と最終取引を結ぶまで余裕がない。原材料調達を海外に依存しており、在庫なしで売れず仕入れても採算がとれない。主要株価指標は債券や小売業の業績見通しが入り混じり下落。市場の変化をワシントンのせいにして頬かむりだ。しかし、年金基金を巡り財源のない減税で危機をもたらした英国が前例。高関税、高支出、高インフレに追い込まれ回復していない。投資家が共和党の予算案を嫌っているなら、成立しないと何が起きるかわかるはずだ。受け売りだが、今後日米交渉の結果合意がまとまる。決裂などあり得ない。米国が勝ったような報道が飛び交い、大規模投資計画が発表される。よく読むと殆ど影響がない。むしろ、見かけ倒し。心配なのは世界貿易の縮小だ。これに対し地政学リスクの高まりが予想され、軍事力を背景にドル見直しにつながる公算もある。気になるのが中国。日本史上初めて中国人の大量移住が始まるという。個人の中国人と集団の日本人に親和性があり、秦の始皇帝の子孫を名乗る秦氏由来。一族の河勝が聖徳太子の側近。蘇我氏と結びつき稲荷神社に至る。
日経平均先物によると、22日大証ミニ3万6720円(-0.81%)に対しラージ同、シカゴ6760円。現物より225円安い。ダウ先物4万1734ドル(-0.51%)。同126ドル安い。VIX恐怖指数20.55(-1.49%)、WTI原油先物60.67(-1.46%)。金先物3306(-0.21%)、ビットコイン円15,919,036(+1.01%)。
22日の日経平均313円安。大引け3万6985円。TOPIX2717(-15)。10年債1.570%(+0.055)。米10年債4.617%(+0.019)。上海総合3380(-0.22%)、香港ハンセン23,544(-1.19%)、インドNifty24,609(-0.82%)、ロシアRTS 1094(-1.42%)。グロース713.89(-0.37%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。16日ムーディーズの米国債格下げからセンチメント悪化。6月本格化。7月一巡する見通し。日米共同声明が切り札と考えられる。(了凡)