証券ビュー

アンコール伊勢町

トランプ氏のおかげ 日本にやってきた反転のチャンス (2025.05.02)

 6連騰。日経平均小陽線の引け。日銀が動いた。4月30日ダウ141ドル高(一時782ドル安)、時間外先物230円高の3万6260円に鞘寄せ。後場政策金利据え置きと1ドル144円台後半の円安を好感し一段高。25、26年度経済と物価の下振れリスクが大きいという。プライムの出来高18億6500万株、売買代金4兆6000億円。値下がり988(値上がり590)。引け後、先物確り。長期金利低下を加味したもので、5月2日米雇用統計の相互関税やDOGEによる政府雇用削減が泣きどころ。いち早く買い戻しが入っている。トランプ氏が米株安を前政権の名残と投稿。米財務省の米国債発行額据え置きで5~7月金利上昇抑制。さらに、米国とウクライナが資源協定に署名。復興資金創設を発表するなどポジティブな材料。4月29日米政府サイトから消えた1000ページの情報操作が徒花になった。トランプ氏の場合、日本でアメ車が売れないより米国でアメ車が売れないところがミソ。とやかくいっても始まらない。その点、1日付日経夕刊の「十字路」が出色。消費減税なら法人増税と切り出し、家計負担を軽減し法人増税によって財政の均衡を図り、政策の持続を目指すべきだと歯切れがいい。消費税導入がもたらす最大のゆがみは、家計消費が伸びず企業の内部留保が増え続けたため。消費税の反対側で法人減税が行われ、意図した投資や雇用増が実現せず内部留保として蓄積された。これがアクティビスト(モノいう株主)の還元要求になっている。金融政策も変わるべきだ。利上げより引き締めに転換。日銀が国債買い入れをやめ、財政赤字を安易にやり繰りしないこと。財政に金融も引き締め消費減税と金利上昇で消費が刺激されることに期待する。現在の国情にぴったりだ。秩序や信頼を失わないのが日本の取り柄。マッキンリ―、フーバーに続きトランプ氏のおかげで反転のチャンスがやってきた。
 日経平均先物によると、1日大証ミニ3万6700円(+0.41%)に対しラージ同、シカゴ6755円。現物より302円高い。ダウ先物4万0951ドル(+0.44%)。同99ドル高い。VIX恐怖指数24.42(-1.13%)、WTI原油先物58.47(+0.45%)。金先物3237(-2.46%)、ビットコイン円13,943,983(+3.23%)。
 1日の日経平均406円高。大引け3万6452円。TOPIX2679(+12)。10年債1,270%(-0.040)。米10年債4.136%(-0.034)。上海総合3279(-0.23%)、香港ハンセン22,119(+0.51%)、インドNifty24,334(-0.01%)、ロシアRTS 1128(-1.24%)。グロース680.82(+0.59%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。日本車の盗難が世界で急増。日本にきた連中が帰国後のギャップに耐えられないという。(了凡)