一人勝ちも考えられる 米政府サイト消えた1000ページ (2025.05.01)
続伸。日経平均小陽線の引け。小刻みに5連騰だ。29日、ダウ300ドル高(一時403ドル高)。前後伝えられた米政府サイト、消えた1000ページ。トランプ政権、情報操作の跡にびっくりした。当日就任100日演説に向けたもので、本人が自画自賛だけに薄商い。決算発表に伴う個別物色と買い戻しにとどまった。プライムの出来高22億8100万株、売買代金5兆4300億円。値下がり650(値上がり923)。引け後、先物気迷い。5月2日米雇用統計発表を控え持ち高調整がやっとだ。内容にこだわると、米政府機関のウェブページが大量に消えている。国防総省など約90の政府機関が少なくても1000ページ閲覧できなくなった。気象変動や米議会襲撃事件など対象で、削除の多くトランプ氏就任後署名した大統領令に基づくもの。2期目から100日たち情報操作を進める政権の実態が浮き彫りになった。ブルームバーグによると、トランプ氏が取り組む6つの戦争全て敗色濃厚。ウクライナをはじめ中東、中国、台湾、ほぼ全ての国や地域に対する貿易戦争然り。それも、朝令暮改や二転三転世界の国々を軽率に扱っている。本来、基軸通貨を持ち同盟国と困難に立ち向かうところ株の暴落からトリプル安を招きリセッション(景気後退)に追い込まれた。にも拘らず、29日ミシガン州で演説しFRB議長を改めて批判。自身の経済政策と関税措置を自賛した。フォーブズジャパンによると、トランプ氏が長年持ち続けてきた信念を踏まえ、米国の雇用や富、未来がアジアによって奪われ取り返すという。40年前から変わっていない。現在、米政府の債務37兆ドル(525兆円)。中国に対し関税たった数週間で10%から145%に引き上げた。さらに、上がるか下がるか誰にもわからない。万一、日本1兆1000億ドル(156兆円)、中国7600億ドル(107兆円)の米国債売却説が流れ、ムーディーズやスタンダード&プアーズ格下げならゲームチェンジ。春分図によると5月か7月。来年3月すっかり改まるという。
日経平均先物によると、30日大証ミニ3万5950円(-0.21%)に対しラージ同、シカゴ6000円。現物より45円安い。ダウ先物4万0632ドル(-0.06%)。同104ドル高い。VIX恐怖指数25.43(+5.21%)、WTI原油先物59.75(-1.11%)。金先物3297(-1.09%)、ビットコイン円 13,618,574(+1.14%)。
4月30日の日経平均205円高。大引け3万6045円。TOPIX2667(+16)。10年債1.310%(±0)。米10年債4.153%(-0.021)。上海総合3279(-0.23%)、香港ハンセン22,119(+0.51%)、インドNifty24,334(-0.01%)、ロシアRTS 1135(-0.36%)。グロース676.85(+0.73%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。日本はどんな事態になろうと秩序や信頼を失わないのが取り柄。一人勝ちも考えられる。(了凡)