活気取り戻す MARUWA 11月5日 (2010.11.05)
新製品の成長手がかり
逆回転のリバウンド超える
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MARUWA(5344)は好調。活気を取り戻した。2Q連結累計、予想以上の折り返し。通期でも大幅な上方修正。「来年厳しい見通しが多いが新製品中心に乗り切れる。新規投資を増やす」(神戸社長)という。電子部品関連市場の回復を受けたもので、中国やアジアのデジタル家電、半導体設備投資、ハイブリッドカー、さらにLED照明機器など様変わり。ことにパワーモジュール用基板が活況という。
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もち合い続く マルサンアイ 10月28日 (2010.10.28)
注目される1Q発表
60周年もスタートダッシュ
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マルサンアイ(2551・名2)は踊り場。直前期急回復を受けて前期高水準。今期60周年を数え、三角もち合いが続いている。連結売上高、純益ともに最高の見込みだが、直前期21%、前期6%伸びた豆乳が今期2%弱にとどまるのが主因。前期酷暑もあり4%強落ち込んだみその黒字転換(前期営業損失2億6300万円)が支援材料。ボトル容器につめた液状みそや、子会社の玉井味噌からカップ匠・聖などこだわりの提案商品も出始め、60周年キャンペーンを展開するもののパンチ不足。直近2期も需要期入りの1Qで稼いでおり、同キャンペーンもスタートダッシュにかかっている。早くも来年の1Q発表(前期1月29日)が注目されるところだ。
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問題は3Q以降 石塚硝子 10月25日 (2010.10.25)
猛暑の2Q予想以上
失地回復し踊り場入り
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石塚硝子(5204)は好調。猛暑の2Q予想以上。計画を大幅に上回る折り返しだ。主力のびんが15年ぶり数量増になったほか、PETプリフォームや紙容器など連結9%前後の高い伸び。リーマンショックのリバウンドがうかがえる。
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海外再構築に意欲 進和 10月19日 (2010.10.19)
くすぶる急成長のひずみ
2011年が次世代の目安
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進和(7607)はボトム圏。底固めとみられる。リーマンショックに伴うリバウンド一巡。再び設備投資が伸び悩んでいるためで、次世代の拠点整備が焦点。14日増収増益予想を発表したが、18日859円(連結1株当たり純資産1010円)の安値をつけた。市場は中国やブラジルの景気減速を懸念している。4月20日述べたように、直近2期航空宇宙機器センター、東北営業所ほか、海外にも中国山東省「煙台進和」と「煙台三拓進和」立ち上げ。今期も暮れにブラジル、来春新たに中国現地法人が稼働する見込み。
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トップ若返り 旭化学 10月14日 (2010.10.14)
10、11年上昇運で復活
ショック吸収し小幅続伸
旭化学工業(7928・JQ)は堅調。直近2期リーマンショックを吸収し強含み。小幅続伸の見通し。10月8日トップ交代を発表し次のステップに入った。約20年実務経験を積んだ杉浦武新社長(43)の時代。01年立ち上げた中国昆山の子会社実績が評価されたもので、在任44年の杉浦求社長(69)は代表権のない取締役会長に就任予定(11月25日)。3月9日述べたように、今年初の新卒2ケタ入社。
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