さもないと二段下げ 日本もぬるま湯にはまり体たらく (2017.03.27)
前週末続伸。日経平均一時211円高。後場も値を保った。円高が一服し先物の買い戻しとみられ、外為10時1ドル111円台前半。事業会社の年度末決済集中に伴う「ドル不足」が手掛かり。
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米株はまだ下げ基調の中戻れず・・・。
オバマケア修正法案の採決が延期されたことを嫌気。
今後の減税や、インフラ投資などの
トランプ政権の政策実現性にも懸念が残ります。
ドル円は海外時間110円60銭台まで。
東京寄り付き時点では111円絡みから。
その後111円ミドル方向への流れに先物も反応。
(中略:本文はhttp://www.tyo-prestige.co.jp/kaifu/からご覧ください)
米株には、ヒンデンブルグ・オーメンの警告が・・・と日経朝刊に。
ここにきて、トランプ相場で先駆して
上げた金融株の調整色も強まっています。
引き続き東京市場はドル円水準をメインに動きますが、
米市場の異変には注意が必要ですね。
「かへり見る空のひかりは夕雲雀」 羽公 (2017.03.24)
昭和の風林史(昭和五十年三月十九日掲載分)
小豆虚弱体質 軟弱場面続かん
手亡は大崩していったあと、大量の出来高を見るだろう。
その間、小豆は軟弱体質である。
「かへり見る空のひかりは夕雲雀 羽公」
手亡の相場が崩れている時に、
小豆だけ騰げていくということはない。
小豆と手亡とは、まったく違う豆であるが、
そこには比較観があり、サヤがある。
両者は違う豆であるけれど相関関係にある。
現物筋の相場巧者は
『小豆と手亡のサヤは五千円~六千円が普通になろう』
と将来を予測していた。
また、市場では、手亡が三千円下げたら、
小豆は三分の一の千円安という見方もある。
ともかく、癌症状悪化の手亡相場が、
健全なる小豆相場に〝精神的影響〟を与えているあいだは、
小豆相場にも期待は出来ない。
これから先の事を考えると次のように思う。
①手亡が水準を下げる。
②手亡の玉整理が大安値で行なわれる。
③九月限は逆ザヤ発会。
④大取り組みが減少しだす。商いもいずれ閑になる。
⑤小豆は軟弱体質。
⑥手亡安で市場は荒廃するから商い低調。
⑦結局、手亡八月限(今の先限)は、
その時点で一万一千五百円あたりに陥没したままになる。
それまでは小豆の相場はどうか。
手亡一万一千五百円の五千円ザヤなら
小豆の一万六千五百円だ。
小豆の取り組みが、
少しずつでも増えていくかどうか注目される。
小豆の取り組みが十万枚を越えてくれくれば
加速度をつけて人気化しだすか、
四月になっても、五月が来ても
取り組みが太らねば今年の相場は後半にずれ込もう。
小豆暴落の可能性はどうだろう。
現時点からの五、七百円安の値ごろ、
即ち六月限一万五千九百円前後。
七月限の一万六千円そこそこから割れへ。
八月限の一万六千二百円。
そういう値段はないといえなくなった。
いまケイ線的に小豆六月限が六千四百六十円、
一月六日の発会寄り付き値段を割って引けてしまうと
この相場は、安値低迷
いよいよ箸にも棒にもかからない時期を迎えよう。
ものごと、なににつけサイクルがある。
相場の人気の波も周波に乗っている。
小豆相場は先に行って大きく展開するとしても、
今月、来月中旬あたりまで軟弱体質だ。
●編集部註
相場師の必須条件、
ロジカルシンキングのお手本のような文章である。
【昭和五十年三月十八日小豆八月限一万七〇三〇円・三〇円高/東京一万七一一〇円・一〇円安】
アク抜けしない反発 オバマケアの代替法案可決待ち (2017.03.24)
売り一巡後小確り。買い戻しとみられ自律反発。下げた割に戻りが鈍い。米主要3指数が物語るもので、直近ドル/円レンジの下限を突き抜け、オバマケアの代替法案可決待ち。平均すると、5%押しが目安という。
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急落後の一服商状 NASDAQ入り首線 (2017.03.23)
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米株は急落後の一服商状。
一昨日、大陰線となったNASDAQは
小反発したものの、入り首線。
「前日の大陰線から下放れて寄付き、
前日のローソク足の安値より若干上に食い込む形」
の事ですが、
教科書的には追撃売りの急所と言われる足型。
まだ今晩以降の動きには注意が必要。
東京も昨日の下げが大きかった影響で、
一旦は止まった形ですが日中は全くうねらず、
今晩の米株の結果を待とうと凪状態。
12月以降のもみあいレンジの下限は
(中略:本文はhttp://www.tyo-prestige.co.jp/kaifu/からご覧ください)







