独立系だけに化ける
来期、緊急避難措置を解除
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今仙電機製作所(7266)は堅調。前期2Qから予想以上。8月6日発表した1Qしっかり。市場縮小に対応し利益確保のめどをつけた。しかし、米欧中の景気減速、円高、10月以降エコカー減税・補助金打ち切りなど新たな局面。来期から高い生産性を実現するため、目下、品質・安全・環境と新製品開発・先進加工技術による生産体制、事業性構成最適化に傾注。今、来期リーマンショックに伴う軌道修正を終了し、復活の第一歩を踏み出す構えだ。
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省エネタイプ新製品投入
ピーク10年再び立ち上がる
シンポ(5903・JQ)は回復。5期ぶりに反転。今期からリバウンドが見込まれる。2月に投入した省エネタイプの無煙ロースターが手がかり。ガス消費量約20%、排気システムや空調設備など電気代も約30%節約できる環境対応の新製品。
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秋から暮れに水準訂正
デフレと共存し2ケタ増益
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藤久(9966・東名2)は続伸。2ケタ増益の見込み。明るさが戻ってきた。不振店を閉鎖する一方、新規出店がエリアマーケティングにより精度向上。スクラップ&ビルドに伴う既存店(前期0.6%増)の再生・活性化も手がかり。このほか、ソーイングスクール開講(前期末併設店46)、オリジナル作品募集(書籍発刊・ホームページ掲載)、50周年記念セールなど活発な提案が顧客層の拡大を促し、直近2期ゼロ・1%成長でも増益を確保。需給ギャップ25兆円といわれる中でデフレと共存するすべを見出した。
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中古衣料にエネルギー
コンテンツ配信の材料待ち
ゲオ(2681)は踊り場。前期連結最高益を計上し一進一退。もみ合いが続いている。峠を越した既存事業と新規事業立ち上げを巡るもので、市場を二分するライバルCCCも似たような状態。双方、事業再構築が始まった。同社の場合、主力のDVD・CDレンタル、ゲームソフト販売に対し、セカンドストリート(06年フォー・ユー)完全子会社化、子会社エイシス吸収合併が布石。新たに中古衣料、コンテンツ配信事業に活路を見出した。
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トヨタ車の回復が主因
ピンチがチャンスに変わる
三ツ知(3439・JQ)は堅調。前期、連結売上高がピークの8割まで戻り大幅増益。50円配当を実施。びっくりした。今期慎重だが、シロキ工業(前期連結構成比51%)と連携。もうひと山ありそうだ。5日トヨタ1Q発表でも明らかなように、海外でトヨタ車の回復が主因。リコール問題を吸収しただけに強い。事実、シロキ工業は今期連結二ケタ増益の見通し。8月5日上方修正している。それに鍛造設備の北米、タイ移管も手がかり。前期ゼロベースでコスト構造を見直し、採算が大幅に改善している。
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