証券ビュー

反動こなす福島印刷  10月05日 (2010.10.05)

やがて相当な水準訂正

主力追い抜くDM・DP関連

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福島印刷(7870・名2)は反転。増収確保が手がかり。今期大幅な増益を見込んでいる。4月2日述べたように、DM・DP関連サービスの受注増によるもので、前期1Q30%、2Q16%、3Q49%、通期でも24%伸びて最高。受注高54億円(4%増)のうち41%(直前期34%)を占めた。従来の主力ビジネスフォーム関連27億円(3%減)に対し22億円の実績。このままいくと今期追い抜く。

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来年開運 Gパッカー   9月10日 (2010.09.10)

中小型案件中心に目星

リーマンショック吸収し続伸

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ゼネラルパッカー(6267・JQ)は復調。リーマンショックを吸収し続伸。健闘している。今期は大型案件が見送られる一方、一部高価格機種、中小型案件、新機種の受注が見込まれ増収を確保。採算も改善しているためだ。前期の受注が24億9000万円(22%減)にとどまったものの心配ない。中小型案件中心に海外、新機種の受注も目星がついた模様で10月シカゴの展示会にも意欲。6月24日30万株(197円)分売したが、来年12月25日(創業50年)にかけてひと山ありそうだ。これまで4000億円といわれた市場が3700億円に縮小。案件も内食に引っ張られ小ぶりになっているが、直近2期増収増益。7円配当堅持。

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反転目前 システムリサーチ   9月8日 (2010.09.08)

国内大手の息吹伝わる

次の10年左右する3、4Q

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システムリサーチ(3771・JQ)は反転目前。小動きにとどまっている。自動車、工作機械中心に製造業のIT投資慎重。新規案件減少、大型案件の中断・縮小など足踏みが続いているためで、夏場から目立つ世界的な景気減速、円高株安も重し。得意先が前期連結トヨタグループ4割、東芝グループ2割、富士通グループ1割だけに国内大手の息吹も伝わってくる。

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3Q回復 アテナ   9月3日 (2010.09.03)

ペプラカップ本格化

麺はじめ全容器に広がる

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アテナ工業(7890・JQ)は3Q回復。年度末の追い込みに入った。5月6日下方修正したが、コンビニの価格競争、原材料高、天候不順など1、2Q出遅れたためで、紙とプラスチックの新容器「ペプラカップ」の切り替え本格化。安心・安全・環境対応が受け、麺容器はじめ弁当、味噌、酒容器など全容器に広がる運び。今年から3年社運がよく、次期再スタートも考えられる。

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強弱感対立 東洋電機   9月2日 (2010.09.02)

3期ぶりにリバウンド

踏みとどまった直近2期

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東洋電機(6655・名2)は回復。3期ぶりにリバウンド入り。本物かどうか注目される。世界的な景気減速、政策支援打ち切り、円高株安など2Q以降波乱含みになっているためだ。同社は典型的な生産設備支援業種。直近2期、リーマンショックを受けて連結計27%減収になったものの黒字確保。8円配当を堅持。踏みとどまったのが手がかり。国内成長市場の新規顧客開拓ほか中国、タイ、韓国など海外にも拡販。前半きっかけをつかみ、後半パンチある反転を見込んでいる。

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