証券ビュー

アンコール伊勢町

もち合い放れの様相 取り残された名門が息を吹き返す (2025.12.15)

 前週末反発。日経平均小陽線の引け。急場をしのいだ。12日ダウ245ドル安(11日646ドル高)、ナスダック23,195(同23,593)、S&P500種6827(同6910)。時間外760円安の先物5万円に逆戻り。期待と不安が交錯している。プライムの出来高22億3500万株、売買代金6兆4200億円。値下がり188値上がり1382。引け後、先物が急落した。ブルームバーグによると、米国株下落。AI関連利食い、長期金利上昇などにべもない。ブルベア対立一段と激化。もち合い放れの様相にある。国内で15日の日銀短観(12月)に19日政策決定会合。17日機械受注(10月)と貿易統計(11月)。19日にはCPI(11月)が新たな材料だ。海外でも米国に政府一部閉鎖の後遺症が残り、16日雇用統計(11月)と18日CPI(11月)を公表予定。ダウが1ヵ月ぶり最高値を更新し三尊天井を免れた。一方、中国経済が日本のバブル崩壊より深刻との警告が伝えられ緊急避難。日中対立激化も追い風という。年末年始あらゆる利害が転換点を迎え、米中ほか欧州、ロシアなど大国離れ。2026年世界再構築に向けて本格化。初動とみられる。ドルをはじめユーロ、人民元など法定通貨とゴールドやシルバー、ステーブルコインなど暗号通貨の鍔迫り合い。来年1~3月一挙に広がる見通し。トランプ氏にとって来年11月米中間選を控え株高が不可欠。本音でもあり米大統領令のほかSNSを通じて機密情報がウォール街に流れている模様で世界中動天。戦後のぼり詰めた米中の消長が一線を越えた。市場の経済合理性に委ねるわけだ。インフレと地政学が三角もち合いを演じ、上放れ下放れ天誅の域にさしかかる。米国が南北戦争なら中国アヘン戦争。日本は維新といわれる時代の過渡期。100年に一度バリュー株の出直りが来年の布石。■■■■■■(****)や■■■■■■(****)にうかがえる。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ5万円(-1.50%)に対しラージ同、シカゴ0010円。現物より826円安い。ダウ先物4万8528ドル(-0.45%)。同69ドル高い。VIX恐怖指数15.74(+5.99%)、WTI原油先物57.52(-0.14%)。金先物4330(+0.40%)、ビットコイン円14,153,012(-2.06%)。
 12日の日経平均687円高。大引け5万0836円。TOPIX最高値3423(+66)。SQ値5万0536円。10年債1.945%(+0.020)。米10年債4.194%(+0.053)。上海総合3889(+0.41%)、香港ハンセン25,976(+1.75%)、インドNifty26,046(+0.57%)、ロシアRTS 1082(-0.83%)。グロース657.92(+0.74%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。少なくとも戦後80年、プラザ合意40年の転換点。取り残された名門が息を吹き返す。(了凡)