米中冷戦日本チャンス 行き過ぎたグローバル化の反動 (2025.12.12)
続落。日経平均小陰線の引け。裁定が出た。11日ダウ497ドル高、ナスダック23,654(+77)、S&P500種6886(+46)。時間外260円高の先物5万0860円によるもの。プライムの出来高20億0900万株、売買代金5兆3900億円。値下がり1361値上がり207。引け後、先物してやったり。FRBが3会合連続0.25%利下げを表明し政策金利3.50~3.75%。中立金利に近づいた。2026年0.25%利下げ1回。前回9月と変わらず。トランプ氏の利下げ倍増要請を一蹴した。8日BIS(国際決済銀行)が四半期報告書を発表し、25年最高値を更新したS&P500種とゴールドを同時バブルと指摘。双方50年ぶり爆発的な上昇に対し、過去の例から大きな調整がある旨戒めた。高寄り後反落。後場一段安となり模様眺め。ダウが三尊天井なら日経平均もつかまる道理。10日FOMCをしのぎ18~19日の日銀政策決定会合が次の材料。FOMC同様さんざん織り込んだだけに材料出尽くし。米国で利下げ打ち止め感が出なかったことに安堵している。11日入手した情報によると、10日FOMCが政策金利を0,25%引き下げ市場にクリスマスプレゼントを贈った。FRB議長は、6週間前利下げが祝日前との期待を打ち砕いている。金利を今年3回連続引き下げた結果、24年9月以降計1.75%に達した。同議長は会見で労働市場を巡り高まる懸念に言及したが、当局者たちは来年の米経済成長に楽観的。むしろ、中立金利に議論の余地がある。利下げに入った1年余り前、当局者はインフレを26年までに目標の2%へ戻すと予想したが、期限を持ち越しているのが現状。10日発表された見通しによると28年到達になっている。トランプ関税のほか引き締めを躊躇しているFRBにも責任。反対票3人で14年以来最多。議論が異常に過熱した。むしろ、不確かな経済見通しを健全に反映している。
日経平均先物によると、11日大証ミニ5万0480円(+0.68%)に対しラージ同、シカゴ0440円。現物より291円高い。ダウ先物4万8044ドル(-0.13%)。同13ドル安い。VIX恐怖指数15.97(+1.27%)、WTI原油先物57.81(-1.11%)。金先物4239(+0.36%)、ビットコイン円14,101,428(-2.52%)。
11日の日経平均453円安。大引け5万0148円。TOPIX3357(-31)。10年債1.925%(-0.030)。米10年債4.136%(-0.007)。上海総合3873(-0.70%)、香港ハンセン25,530(-0.04%)、インドNifty25,898(+0.55%)、ロシアRTS 1110(+0.95%)。グロース653.07(-2.19%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。齋藤ジン氏によると、経済も先祖返り。行き過ぎたグローバル化の反動。最大の受益者米中が冷戦に入った。日本にチャンスがやってくる。(了凡)








