FOMCを拝み倒し 過剰なレバレッジに裁定が下る (2025.12.11)
反落。日経平均小陰線の引け。金しばりだ。9日ダウ179ドル安、ナスダック23,576(+30)、S&P500種6840(-6)。時間外20円安の先物5万0830円がよりどころ。主力が立ち往生している。プライムの出来高22億4900万株、売買代金5兆6600億円。値下がり562値上がり992。引け後、先物小動き。日本時間11日未明FOMCを拝み倒し。過剰なレバレッジに裁定が下る。11月21日ダウ最高値4万8432ドルに迫る水準。ダウが三尊天井なら日経平均もつかまる道理。天が11月の忘れ物を届けに来た。当時株とゴールドが頭打ちで10万ドル割れのビットコインが息を吹き返した。米国初のXRP現物ETFが上場。いきなり5800万ドル(90億円)商いをこなし、今年公開された900超のETFで新記録。デジタル資産の分散投資から40年前日本で流行したねずみ講に近い。ブルームバーグによると、FOMC内部で意見が大きく割れ、AI関連売り円安進行一服。勝手が悪い。11日財務省の20年債入札にも言及。見たことのない利回り上昇で無難に消化。大崩れしない。来年30~40年債減額が優先され20年債に逆風。一抹の不安が残ると流石。真剣勝負になった。アベノミクスを立案した浜田イエール大名誉教授(89)によると、金融緩和・財政出動・成長戦略三本の矢を唱えた10年前と局面が一変した。日経平均5万円、内閣支持率7割を超えてもインフレ。賃金上昇が追いつかない。一般会計の補正18.3兆円。コロナ以降最大で責任ある財政に難がある。手を打たねばならない。米中をとやかくいうより国内の軌道修正を促した。前中国大使の垂秀夫氏(64)も対中戦略の再構築を主張。冷却化数年単位と厳しい。欧米の金融資本主義が限界にさしかかり、三角もち合い放れカウントダウン。受け入れないと示しがつかない。
日経平均先物によると、10日大証ミニ5万0510円(-0.18%)に対しラージ0500円、シカゴ0495円。現物より107円安い。ダウ先物4万7582ドル(-0.07%)。同21ドル高い。VIX恐怖指数17.33(+2.36%)、WTI原油先物58.63(+0.65%)。金先物4221(-0.35%)、ビットコイン円14,507,498(+2.74%)。
10日の日経平均52円安。大引け5万0602円。TOPIX3389(+4)。10年債1.955%(-0.005)。米10年債4.204%(+0.024)。上海総合3900(-0.23%)、香港ハンセン25,540(+0.42%)、インドNifty25,758(-0.32%)、ロシアRTS 1114(+0.59%)。グロース667.68(+0.23%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。インフレと地政学が三角もち合い。ともに予断を許さない。市場の裁定にかかってきた。(了凡)








