証券ビュー

アンコール伊勢町

乱高下に明け暮れる 10~12月現状を受け入れること (2025.10.08)

 小幅続伸。日経平均小陰線の引け。後場往って来いだ。6日ダウ63ドル安、ナスダック22,941(+161)、S&P500種6740(+24)。時間外400円高の4万8590円圏内。さらに最高値を更新し一服した。
プライムの出来高25億0800万株、売買代金6兆6000億円。値下がり747(値上がり800)。引け後、先物小確り。新発30年債3.345%過去最高、同10年債1.695%と2008年以来の水準をこなした。株が割高と限らない。高市氏にアベノミクスの余韻が残り、金融緩和と財政に次ぐ成長戦略が焦点とみられる。倍返し5万2000円につながるもので、植田日銀総裁の任期28年4月。昨年日銀が利上げに踏み切る際「あほ」と述べただけに日本のトランプといわれた。鉄の女サッチャー好きで英米からエール。八咫烏(ヤタガラス)による日本復活と考えられ、総論買いの各論売りが市場の解。10月始まったばかりだ。7日入手した情報によると、高市氏の浮き沈みは経済にかかっており、曇りがちな見通し。有権者はインフレ懸念に包まれ、国民の生活水準を改善するのが任務。サッチャーに刺激され、総裁選中「重要なのは成長」と言明したものの、政策自体ごちゃ混ぜ。安倍氏と同様「財政ハト派」とみられ、経済成長を目指す赤字支出を恐れていない。その実、産業政策的補助金や公共事業に資金をつぎ込むたび失敗に終わっている。今のところ、若年層や他党に鞍替えした有権者に人気があり、自民党の政治危機を和らげる効果もあるが、新たな首相誕生を受けた楽観主義に過ぎない。経済の復活に事欠いている現状で高市氏が鍵を握っている。日本を再び偉大にすると言明し、外交に関して安倍氏と同様にタカ派。防衛費増、米国と軍事力強化を支持している。トランプ氏は27~29日に来日の見込み。天皇陛下と会見もあり何が起きても前向きなポジション。10月22日、11月8日一旦つかまる旨述べた。
 日経平均先物によると、7日大証ミニ4万8120円(+0.38%)に対しラージ同、シカゴ8090円。現物より139円高い。ダウ先物4万6970ドル(+0.03%)。同275ドル高い。VIX恐怖指数16.41(+0.24%)、WTI原油先物61.76(+0.11%)。金先物3992(+0.42%)、ビットコイン円18,831,807(+0.31%)。
 7日の日経平均6円高。大引け4万7950円。TOPIX3227(+1)。10年債1.675%(+0.005)。米10年債4.174%(+0.017)。香港ハンセン26,957(-0.67%)、インドNifty25,108(+0.12%)、ロシアRTS 1007(+0.23%)。グロース752.52(+0.10%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。何より現状を受け入れること。10~12月、株とゴールド、ビットコインが三つ巴で鉢合わせ。乱高下に明け暮れる。(了凡)