証券ビュー

アンコール伊勢町

取り越し苦労が杞憂に 世代交代進み残存者利益の争奪戦 (2025.07.07)

 前週末まちまち。日経平均小陰線の引け。4日米休場(独立記念日)を持て余した。3日ダウ344ドル高、ナスダック20,601(+207)、S&P500種6279(+51)。時間外20円安の先物3万9750円が現状。取り越し苦労が杞憂に終わりそうだ。プライムの出来高15億5100万株、売買代金3兆8800億円。値下がり757(値上がり785)。引け後、先物も拍子抜け。TACOばかり期待すると痛い目にあうという。4日、トランプ氏の大型減税・歳出法案成立。米法定債務上限35.1兆ドルが5兆ドルかさ上げされた。9日以降、関税上乗せと年内2回利下げを織り込んだ市場が中長期インフレ、金利上昇に持ち堪えられるか焦点。破れかぶれ。出たとこ勝負といわれる。よりを戻し再び袂を分かったマスク氏の心境と重なる。米主要3指数ピーク更新。割高が目立つためだ。6月にエヌビディアのCEOが持ち株売却(8.65億ドル)に動いたのもわかる。2月、S&PETFを全株手放したバフェット氏の延長上。8月にも米債務上限懸念が持たれ、所得減税が期限切れのまま年末を迎えると大増税の恐れ。マスク氏の「アメリカ党」立ち上げではっきりした。日本の場合、7月鬼門入りが幸い。日米関税交渉合意困難のまま時間切れ。9日FOMC(6月17~18日開催分)を踏まえ、市場の反応をうかがう場面。20日の参院選が政治の転換点になる。ホロスコープによると、米国が南北戦争なら明治維新に相当し、彼我ともに利害が噛み合わない。それらしい指導者がいないのも事実で、プラザ合意40年とポツダム宣言80年の踊り場。世代交代が一段と進み残存者利益の争奪戦。早ければ7~9月、遅くても来年1~3月雌雄が決まる見通し。日本の場合、石破首相が八咫烏(ヤタガラス)の意向とみられ、トランプ氏のおかげで天岩戸が開く旨述べた。トカラ列島に群発する火山性地震然り。震源が浅いゆえ大事に至らない。6月に日鉄(5401)が目星をつけている。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9760円(-0.03%)に対しラージ9750円、シカゴ9730円。現物より80円安い。ダウ先物4万4847ドル(-0.56%)。同18ドル高い。VIX恐怖指数17.48(+6.72%)、WTI原油先物66.49(-0.76%)。金先物3346(+0.11%)、ビットコイン円15,655,592(+0.05%)。
 4日の日経平均24円高。大引け3万9810円。TOPIX2827(-1)。10年債1.430%(-0.010)。米10年債4.347%(+0.065)。上海総合3472(+0.32%)、香港ハンセン23,916(-0.64%)、インドNifty25,461(+0.22%)、ロシアRTS 1119(-0.83%)。グロース710.59(+0.12%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。ロングランの輪が広がっている。9日から日本の対応見もの。たとえ困難でも二の矢・三の矢で米国に追いつき追い越す構えだ。(了凡)