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アンコール伊勢町

堂々めぐりTACOも 取り越し苦労が杞憂に終わる (2025.07.04)

 3日ぶり小反発。日経平均小陰線の引け。堂々めぐりだ。2日ダウ10ドル、時間外50円安の先物3万9740円。日中値幅198円の圏内。手詰まりが目立つ。プライムの出来高19億8800万株、売買代金5兆0300億円。値下がり735(値上がり827)。引け後、先物も圏内。3日米雇用統計(6月分)、9日関税上乗せ待ち。これまで大半織り込みあと一歩出ない。ブルームバーグによると、超長期債大幅安。英金利急騰で財政拡大懸念。入札も弱めと控え目。■■■■(****)が上げ幅拡大。コミット型劣後ローン(5000億円)を契約。既存ローンと兼ね合いで希薄化しないのが好感された。さらに、トランプ氏の減税法案が米低所得者層を直撃。食料購入支援の給付削減にも言及している。一方、マイクロソフトやマクロナルドのリストラも伝えられ、年後半米雇用や関税上乗せの影響が米国内にも広がりそうな情勢。トランプ氏は再三FRB議長に利下げを要求しているが、同議長も1日「関税がなければ踏み切っていた」と反論。米国ファーストが裏目に出ている。2日S&P500種やナスダックが高値を更新したのも事実で渾然一体。少なくても40年、80年の潮目に違いない。天災もつきもので、直近トカラ列島十島村で震度6弱の情報。火山活動が主因とみられ群発だけにピーク圏。震源が浅く津波もさほどでない。トランプ氏の独断専行と似ている。今夏4年ぶりウォール街でミーム株(テンバガー)が取り沙汰される所以。日本は正攻法で日鉄を担保に米国へ差し出した。じたばたしても始まらない。1852年ペリー来航以来のおつき合い。南北戦争(1861~65年)を口火にポツダム宣言(1945年)、サンフランシスコ平和条約(1951年)の経緯もあり、のるかそるか興味深い。9日個別交渉に合意なければ自動車輸出に上限という。いち早く市場が合理性を判断するはずだ。マッキンリ―、フーバーに続く3度目の関税投入。就任半年でパリ協定離脱、反移民、高関税、イラン攻撃の顛末。「TACO」(朝令暮改)も考えられる。
 日経平均先物によると、3日大証ミニ3万9760円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ9790円。現物より4円高い。ダウ先物4万4844ドル(+0.16%)同361ドル高い。VIX恐怖指数16.72(+0.48%)、WTI原油先物67.26(-0.28%)。金先物3349(-0.15%)、ビットコイン円15,781,072(+1.23%)。
 3日の日経平均23円高。大引け3万9785円。TOPIX2828(+2)。10年債1.440%(+0.015)。米10年債4.264%(-0.016)。上海総合3461(+0.18%)、香港ハンセン24,069(-0.63%)、インドNifty25,405(-0.19%)、ロシアRTS 1131(+0.31%)。グロース709.71(-0.60%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。来週明け前代未聞。取り越し苦労が杞憂に終わる。米雇用統計7日を3日に訂正します。お許し下さい。(了凡)