証券ビュー

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ポジション調整一色 米国の債務と利払い持続不可能 (2025.06.13)

 5日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。転換点のイントロだ。11日ダウ1ドル安(一時249ドル高)、時間外40円安の先物3万8400円。予想を下回る米CPI(5月)を受けたもので、買い戻し一巡後ポジション調整一色。通商交渉次第になった。プライムの出来高15億2700万株、売買代金3兆7600億円。値下がり986(値上がり564)。引け後、先物一段安。12日米PPI(同)、13日SQ(6月限)、15~17日G7(カナダ)など控え膠着状態になった。12日伝えられた国連40機関以上統廃合、職員2割程度削減が耳慣れない材料。25年度予算37億ドルのうち、大口の米国が今年を含め15億ドル滞納。資金繰りが悪化している。CPIが予想を上回ったのは関税措置の影響が消費者に届かず、企業の在庫積み増しや追加コスト吸収によるもの。ブルームバーグによると、ドットコムバブル(1999年)や金融危機(2006~07年)直前に匹敵する場面。米国の債務と利払いが持続不可能な状況。米長期債利回り6%になるとQE(量的緩和)再開。借り入れコスト抑制のため買い入れもありうる。直近入手した材料によると、14日首都ワシントンで軍事パレード。戦車、戦闘機、軍隊まみえる米陸軍250周年記念日にトランプ氏79歳の誕生日が重なり恣意行為。1週間前州知事を無視してロスに州兵を投入し大統領として60年ぶり。独裁政治に入った。2期目200日を経過し法律や慣行など大統領令でひっくり返した前例最多。仮想通貨売却やゴルフ・リゾートの取引を通じて自分や身内のふところを潤し、一流大学や医療機関に戦争を仕掛け、国外追放した移民に法的権利を認めた裁判所を無視。世界に経済戦争を宣言、一時休止、再び断行し敵対とみなす国の安全保障をはぎ取った。スケール、スピード息をのむもの。それでも支持率45%。難民を国外追放するのに多数武装兵が必要で、コストも食品や住宅のほか米国の法支配と社会の安定に計り知れないほど高い。米中共倒れが進行する中、日本のポジションが注目される。■■■■(****)と■■■■■■(****)にかかってきた。 日経平均先物によると、12日大証ミニ3万8000円(-0.39%)に対しラージ同、シカゴ7970円。現物より203円安い。ダウ先物4万2600ドル(-0.72%)。同265ドル安い。VIX恐怖指数18.68(+8.23%)、WTI原油先物66.90(-1.83%)。金先物3402(+1.76%)、ビットコイン円15,407,000(-1.91%)。
 12日の日経平均248円安。大引け3万8173円。TOPIX2782(-5)。10年債1.445%(-0.010)。米10年債4.373%(-0.048)。上海総合3402(+0.01%)、香港ハンセン24,035(-1.36%)、インドNifty24,888(-1.01%)、ロシアRTS 1089(-0.11%)。グロース763.72(-0.12%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。当分トランプ氏後退の兆候なし。日本は石破氏が同日選見送りの方針。八咫烏(ヤタガラス)の意向とみられる。(了凡)