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企業レポート

連結巻き返し 中部鋼鈑 2月17日 (2026.02.16)

予想以上のスケール 
グリ-ンスチ-ル開発にも意欲
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 中部鋼鈑(5461)は連結巻き返し。第3、第4半期尻上がり。新年度弾みがつきそうだ。昨年1月発生した新電炉事故収束。3月操業再開によるもので、特別国会後第2次高市内閣17にのぼる戦略投資の取組も支援材料。トランプ氏が鉄鋼とアルミ製品の一部関税縮小を表明し造船まで尾ひれがついた。米国は造船業界が限界を越え、艦隊の半分日本の部品といわれるだけに予想以上のスケ-ル。新電炉事故を通じてピンチがチャンスに一変した。日鉄(5401)のUSスチ-ル買収と連動するもので、24中期経営計画(2024~26年度)の真っ只中。鉄鋼製品80万トン販売、脱炭素対応、持続可能な基盤整備を基本方針に時価総額1000億円(直近660億円)を目指す。戦略投資120億円、ROE10%、連結経常利益150億円など目安。昼夜兼行で生産性が一段と向上する見込み。国内で高炉が厚板の9割を占め唯一電炉専業。高品質、小ロット、多品種、短納期などダ-クホ-スになった。売上高が3大都市圏計85%を占め、南鳥島のレアア-ス次第で国内の製造業復活に拍車がかかる見通し。名古屋が鉄スクラップ全国一たる所以。グリ-ンスチ-ル開発にも意欲を見せる。2050年カ-ボンニュ-トラルに向け30年度温室効果ガス46%削減(13年度比)を目指しCO₂排出削減のロ-ドマップ作製。環境配慮型電気炉鋼材「すみれす」が26年11月東京建物(8804)の「T-PLUS博多駅前」に一部採用も決まった。産業機械や建築資材メ-カ-、大手ディベロッパ-等の間で相当な関心を呼んでいる。新年度に向けて製鋼4直化伴う生産能力向上、上げDR(調整電力量)適用、販売数量80万トン出荷体制。さらに、気候変動に向けた取組など新電炉更新に伴う省エネ本格化。メ-カ-、流通値上げを追い風に回復を期待できる。旧知の中山製鋼所(5408)と業務提携し業界再編の目玉。戦後最大のドラマが始まった。日鉄と並び日本の製造業が復活。やがて神武景気の更新も考えられる。
 2026年3月期(連結)は、売上高528億円(3.4%増)、営業利益23億円(15.0%減)、経常利益26億円(横ばい)、純利益21億円(21.3%増)と慎重。3円増配し104円配当(期末54円)に修正した。算命学によると、26~27年運気復活。10年後向かうところ敵なし。金子社長(64)は26年北極星を目指す旅。何かと頼りにされる。2月から国運が好転し昨年と打って変わる展開になった。

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