辰巳天井午尻下がり 倍返し見届け来年1~3月に集中 (2025.11.28)
続伸。日経平均小陽線の引け。後場足踏みだ。26日ダウ314ドル高、ナスダック23,214(+189)、S&P500種6812(+46)。時間外440円高の先物5万0120円をやりくり。27日感謝祭(全取引休場)、28日株と債券短期取引に備えた。プライムの出来高19億0100万株、売買代金4兆9600億円。値下がり566値上がり969。引け後、先物が甘い。米国経済がAI関連投資に偏っているためで、27日入手した情報によると、2025年上半期に計上したGDPの半分。関連株の上昇も消費支出を押し上げ、ブーム一巡後共倒れの公算もある。AIなしにリッセション入りといわれ、9月の雇用統計で就業者数が予想より増加したものの全体で低迷。失業率は上昇傾向にある。19年以来、AI関連を除き民間設備投資横ばい。データセンターを例外にショッピングやオフィスビルなど商業施設の減少が目立つ。現在AIが唯一の投資対象となり、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、メタ4社が25年に計画している設備投資3440億ドル(24年2280億ドル)。米GDPの1.1%にのぼり26年4040億ドルの見込み。長期的に成長を押し上げるとして今のところ効果なし。株価の上昇が資産効果を通じて成長を後押しする程度。経済のAI依存にリスクとストレスが目立ち始めた。PERが記録的水準に達し、前週S&P500種がバブル懸念を背景に2%急落した。逆資産効果になりかねず、企業収益が損なわれ雇用も低迷。昨年10月FRBの議事録によると、AI関連投資が見送られた場合、株価下落懸念を表明している。20~30%下落するとGDP1~1.5%落ち込む見通し。オラクルが最近AIインフラの設備投資に180億ドル社債を発行し累積債務1000億ドル超。エヌビデアこそ巨大な利益を計上したが、AI産業自体将来の見通しが立っていない。
日経平均先物によると、27日大証ミニ5万0150円(+0.04%)に対しラージ同、シカゴ同。現物よ17円安い。ダウ先物4万7470ドル(-0.04%)。同35ドル高い。VIX恐怖指数17.10(-0.52%)、WTI原油先物58.88(+0.39%)。金先物4191(-0.26%)、ビットコイン円14,316,245(+5.01%)。
27日の日経平均608円高。大引け5万0167円。TOPIX3368(+13)。10年債1.795%(-0.020)。米10年債3995%(+0.003)。上海総合3875(+0.29%)、香港ハンセン25,945(+0.07%)、インドNifty26,215(+0.04%)、ロシアRTS 1065(-0.36%)。グロース695.05(+1.52%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。今となれば、辰巳天井午尻下がりの心境。倍返し5万2000円を見届け来年1~3月に集中している。(了凡)








