来年1~3月岩戸開き 9月米利下げと首相退陣が焦点 (2025.08.25)
前週末4日ぶり小反発。日経平均小陽線の引け。後場見送られた。22日夜、FRB議長ジャクソンホール講演待ち。よもやダウ846ドル高(21日152ドル安)、ナスダック21,496(同21,100)、S&P500種6466(同6370)。時間外380円高の先物4万2950円に煽られた。ダウ一時972ドル高となり8ヵ月余りで最高値を更新。9月のFOMC(16~17日)に裏目が出そうな余震。反動を覚悟した。プライムの出来高17億0100万株、売買代金3兆9500億円。値下がり547(値上がり1013)。引け後、先物続伸。はみ出している。トランプ氏の無理難題に対し利下げ再開の瀬戸際。市場が9月利下げを70%織り込み年内もう一度予想しているほか、当局の一部で9月0.5%を唱え催促している模様。ECBは金利据え置きを決めた。ブルームバーグによると、22日国内新発30年債が過去最高を更新。堅調な製造業関連統計を受け前日米金利上昇が波及したほか、少数与党による財政拡大懸念、根強い日銀の追加利上げ観測など軸足が定まらない。円相場も1ドル148円台半ばで推移。インフレで持ち上がったものの急ぐ必要ない。22日入手した情報によると、米国で引っ越しや転職など労働者の動きが鈍い。住宅費の高騰と雇用市場の低迷が主因。昨年ホワイトカラーが大きな割合を占める産業で採用や離職の割合が2009年以来最低の水準。今後相互関税の影響も考えられ、日本に取ってもゆゆしい問題。このため、10,20年後の準備が必要になった。資本主義もハイブリッドな時代。今年を境に多極化の様相。「自由貿易を前提にゼロ関税を目指していた時代」から一変した。10年債が一時1.6%を超えゼロ金利当時を脱却。30年債も3%超と聞いて10,20年先のイメージを連想する。昨年来、■■■■(****)と■■■■■■(****)にこだわり駒を進めた。トランプ氏と石破氏のおかげで繰り上がったのも事実。予想より早く7~9月初動に入り、10~12月、来年1~3月心配ない。
日経平均先物によると、直近大証ミニ4万2925円(+0.82%)に対しラージ2950円、シカゴ2965円。現物より331円高い。ダウ先物4万5715ドル(+1.92%)。同83ドル高い。VIX恐怖指数14.22(-14.30%)、WTI原油先物63.66(+0.22%)。金先物3374(+0.03%)、ビットコイン円16,971,046(-1.19%)。
22日の日経平均23円高。大引け4万2633円。TOPIX3100(+17)。10年債1.615%(+0.010)。米10年債4.255%(-0.073)。上海総合3825(+1.45%)、香港ハンセン25,339(+0.93%)、インドNifty24,870(-0.85%)、ロシアRTS1130(-0.16%)。グロース782.12(-0.37%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。9月、米利下げと首相退陣が焦点。昨年と逆の雲行きと述べた。来年1~3月、岩戸開きに相当する。(了凡)