3Qから変わる ショクブン 1月6日 (2011.01.06)
前半の反省がきっかけ
コアビジネス回帰もたらす
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ショクブン(9969)は仕切り直し。後半盛り返す見込み。3Qから変わってきた。昨年10月29日の下方修正、3円減配表明によるもので、これまでにないメニュー刷新、ネット通販開始、年末商戦に傾注するなど前半の反省がきっかけ。前期47%営業増益になった矢先、3Q発表(前期1月29日)、4Qの追い込みが注目される
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期末配当に注目 電話施設 1月5日 (2011.01.05)
会社に社長も上昇運
光回線普及に新たな手がかり
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日本電話施設(1956)は底固め。昨年11月2日上方修正したが、依然として一進一退。
反転のきっかけ待ちだ。NTTの光回線普及を巡るもので、2015年100%を目指す総務省の構想がこなれずじまい。大臣交代、NTT分割見送りを通じて料金や設備、サービスの詰めを欠き、期待先行の揺り戻しがきている。NGN(次世代ネットワーク)、ブロードバンド(高速大容量)移行を前に避けて通れない場面。実際に光回線を契約した世帯がこれまで3分の1にとどまり、残り3分の2が反転のエネルギー。その点、来年4月からNTTが「フレッツ光」のサービス料金を40%程度、接続料金も25%を目安に引き下げる意向を固めたのが新たな手がかり。来期光事業の黒字転換を見込むNTTにとっても踏ん張りどころだ。07年7月NTTから着任し、09年6月トップになった伊藤社長(58)の出番もこれから。2011年は会社、社長も上昇運だけに反転のきっかけを掴みそうだ。14年(設立60年)が次世代の節目。もう一皮むけるところにきている。
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4Q追い込み ジーフット 1月4日 (2011.01.04)
トーニングシューズ登場
11年春夏シーズンから本格化
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ジーフット(2686)は好転。年末年始の書き入れ時を迎え、4Q追い込みに入った。昨年10月から既存店が持ち直し、11月103%、12月92.5%の水準。期末、年度替わり期待をもてる。昨年4月登場した1万円前後のトーニングシューズが新たな手がかり。フィットネス、シェープアップを通じ女性の間で人気。以来品薄になっているためで、11年春夏シーズンから本格化するとみられ、10年夏場以降の異常気象や円高株安一巡。親会社イオンの3~11月期大幅営業増益も支援材料。今期「見込み通り増収なら期初予想の利益が出る」(服部社長)という。
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失地回復 サーラ住宅 12月24日 (2010.12.24)
1Qから上方修正期待
大型・有力案件も決め手
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サーラ住宅(1405)は失地回復。前期11.5円、今期12円配当を表明。反転の足場を固めた。6月から5ヵ月連続増加している新設住宅着工が手がかり。前期4Qの追い込みにつながるもので、6月14日下方修正したが、半年後に事実上の上方修正。期中、住宅事業で162億円(3.5%増)の受注を確保し、12月14日中期計画を発表している。それによると、情勢の激変に対応し持続的成長を実現するため、従来5年を3年に繰り上げたもの。住宅事業は「外断熱・二重通気工法」中心に長期優良住宅、環境配慮型商品シフト。
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一転して慎重 エイケン工業 12月22日 (2010.12.22)
1Q発表が次の手がかり
輸出フィルターに根強いニーズ
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エイケン工業(7265・JQ)は一服。リーマンショックのリバウンド一巡。小動きにとどまっている。これから円高、原油・鋼材高、前期最高になった輸出の反動も考えられるためで、今期は一転減収減益の見通し。高性能オイルフィルター、大型車用フィルター、自動二輪車用フィルターの拡販がポイント。300トンプレス機械の製品・部品受注、熱交換器・バーナー部品拡販もそうで増収確保が課題。その点、前期増加した国内同業者とフィリピンはじめ東南アジア中心に17億円を突破したフィルター輸出が全体の流れを左右しそうだ。
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