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日本も真価を問われる 手探り米後遺症が尾を引く見通し (2025.11.18)

 週明け小幅続落。日経平均小陽線の引け。下げ渋った。前週末時間外90円高の先物5万0420円に届かず。■■■■■■■■■■■■(****)1社で239円持ち出し。決算発表が一巡し大半見送られた。プライムの出来高23億8500万株、売買代金6兆1800億円。値下がり932値上がり618。引け後、先物立ち往生。17日発表された7~9月実質GDP年率1.8%減、長期金利一段高、財政懸念など足かせ。日本のバフェット指数が名目GDPの179%となり割高になった。19日エヌビデアの決算、20日閉鎖解除に伴う9月の米雇用統計発表。10月同統計失業率なし。米CPI発表見送りも伝えられ手探り。後遺症が続く見通し。10月に38兆ドル(5860兆円)を突破した米債務返済を巡るもので、株をはじめゴールド、暗号資産までリスクヘッジ。がんじがらめだ。トランプ氏は法定通貨の発行が限界に達し、7月ステーブルコインを立ち上げ必要な資金を調達。相互関税と抱き合わせ2000ドル(30万円)を納税者に還付する筋書き。2026年11月の中間選挙に備えるもので、日本のほかチェコ、台湾など国家準備資産に組み入れる意向。25年を転換点に26年世界情勢が一変する。ドットコムバブル(2000年)とリーマンショック(2008年)、コロナ禍(2019年)に伴う過剰緩和でドルが伸び切った。10~12月調整なしに来年1~3月反転困難。倍返し5万2000円がボーダーラインと述べた。トランプ氏がカナダと日本を頼りにしている模様で、依然米国ファーストのまま。トレジャリー(米国債の英語名)消化に心血を注いでいる。日本円はじめユーロ、ステーブルコイン、ゴールド連動型など非常用通貨。何がなんでも持ち堪える構えだ。戦後80年、プラザ合意から40年、米国の3番天井を見る思い。トランプ氏は120年前関税男マッキンリー大統領(25代)の轍を踏み踊り場に差し掛かる。算命学によると、26年勢いを増し、トランプ劇場が全世界から注目を浴び、大きな影響を及ぼす。
 日経平均先物によると、17日大証ミニ5万0140円(-0.26%)に対しラージ同、シカゴ0235円。現物より88円安い。ダウ先物4万7255ドル(-0.01%)。同107ドル高い。VIX恐怖指数20.61(+3.93%)、WTI原油先物60.11(+0.27%)。金先物4080(-0.09%)、ビットコイン円14,810,341(+1.49%)。
 17日の日経平均52円安。大引け5万0323円。TOPIX3347(-12)。10年債1.725%(+0.025)。米10年債4.118%(-0.026)。上海総合3972(-0.46%)、香港ハンセン26,384(-0.71%)、インドNifty26,013(+0.40%)、ロシアRTS 975(-0.56%)。グロース698.53(-1.41%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。通貨価値毀損という異常事態。日本も真価を問われる。(了凡)