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アンコール伊勢町

トレジャリーに尽きる 岐路を迎え大調整と背中合わせ (2025.11.17)

 前週末3日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。岐路を迎えた。14日ダウ309ドル安(13日797ドル安)、ナスダック22,900(同22,870)、S&P500種6734(同6737)。時間外90円高の先物5万0420円を巡り持ち高調整一色。■■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)3銘柄で790円持ち出しだ。プライムの出来高25億4400万株、売買代金6兆6800億円。値下がり939値上がり617。引け後、先物一段安。売り一巡後反発している。バリュー株シフトが顕著で米政府閉鎖解除に伴う後遺症が主因。高市首相就任直後7000円高の反動も考えられる。前者は10月のCPIと雇用統計発表が見送られ、来年2月再び閉鎖に追い込まれる情報によるもの。後者は働き過ぎの限界を迎える首相と中国の反発、長期金利上昇懸念など国内要因。株とゴールドが頭打ちで10万ドル割れのビットコインが息を吹き返した。13日、米国初のXRP現物のETFが上場。決済に特化したトークン、エックス・アール・ピーに連動。当日5800万ドル(約90億円)の商いをこなし、今年公開された900超のETFで最高記録。機関投資家の期待が高まっている。デジタル資産の分散投資といわれ、40年前日本で横行したねずみ講に近い。同日決算発表した■■■■■■■(****)が新たな手掛かり。2025年12月期(連結)の第3四半期、売上高45億円1700万円(1702%増)、営業利益27億4800万円に黒字転換。経常利益232億2900万円、純利益135億2800万円。ビットコインの価格上昇によるもので、営業外収益206億4400万円。総資産5507億円のうちビットコイン関連資産5427億円。アジアトップ、世界4位という。日本取引所が暗号資産トレジャリー(米国債の英語名)企業に規制強化検討中と伝えられた。米ドル、日本円のほかユーロ、ステーブルコイン、ゴールド連動型など非常用通貨。年末年始持ち堪えられるか。12日、トランプ氏がウォール街トップと夕食会。トレジャリーに尽きる。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ5万0440円(+0.22%)に対しラージ0420円、シカゴ0430円。現物より53円高い。ダウ先物4万7263ドル。同115ドル高い。VIX恐怖指数19.83(-0.85%)、WTI原油先物59.95(+2.15%)。金先物4086(-2.59%)、ビットコイン円14,829,113(+1.26%)。
 14日の日経平均905円安。大引け5万0376円。TOPIX3359(-21)。10年債1.705%(+0.015)。米10年債4.150%(+0.053)。上海総合3990(-0.97%)、香港ハンセン26,572(-1.85%)、インドNifty25,910(+0.12%)、ロシアRTS 980(-1.34%)。グロース708.54(-1.79%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。大調整と背中合わせだ。(了凡)