AIを相手に勝機なし 日本株に限り成功する可能性高い (2025.11.10)
前週末反落。日経平均小陰線の引け。後場下げ渋った。7日ダウ74ドル高、ナスダック23,004(-49)、S&P500種6728(+8)。時間外100円高の先物5万0410円中心に持ち高調整交錯。転換点の渦中にある。プライムの出来高25億5200万株、売買代金6兆9900億円。値下がり682(値上がり874)。引け後、先物ほうほうのてい。10月21日ゴールド暴落に次ぐもので、7日正午過ぎダウ417ドル安が発端。米政府機関一時閉鎖が長引き不如意な上、ミシガン大10月米消費者信頼感指数50.3(2020年過去最低50)のWパンチ。切羽つまって閉鎖解除期待が伝えられ買い戻しを促した。7日午後、衆院予算委員会で高市首相が基礎的財政収支に言及。単年度にこだわらず黒字化を目指し積極財政に舵を切る旨後押し。一時5万円を下回ったものの切り返した。13日、米CPI発表が新たな材料。持ち高調整が一巡し市場の本音をただす。第2週決算発表が大詰めを迎え手詰まりな一方、年末年始を伺う上で日本版ミーム株の登場も考えられる。7日入手した情報によると、米国企業レイオフ加速。ビッグテクAI投資を際限なく拡大し予断を許さない。アマゾン、UPS、メタなど大手が率先。関税がもたらすコストをいかに消費者に転嫁するか喫緊の課題。アマゾンの場合、2019年末80万人の従業員が昨年末150万人。1万4000人レイオフし今後さらに削減を発表すると株価1%上昇。UPSが管理職と一般事務4万8000人縮小で8%上昇。米国全体の失業率も2023年4月3.4%に低下し25年8月4.3%。さらに悪化する見込みだ。莫大な投資をして目標に届かない説もある。現在のプログラムに料金を払っているユーザーが少ない傍ら、世界中効果的にAIを使いこなすまで時間がかかる。米国の政府機能が不如意で示しがつかない。
日経平均先物によると、直近大証ミニ5万0400円(+0.18%)に対しラージ0410円、シカゴ同。現物より133円高い。ダウ先物4万7146ドル(+0.25%)。同158ドル高い。VIX恐怖指数19.08(-2.15%)、WTI原油先物59.83(+0.67%)。金先物4008(+0.44%)、ビットコイン円15,753,714(-0.67%)。
7日の日経平均円607円安。大引け5万0276円。TOPIX3298(-14)。10年債1.680%(±0)。米10年債4.088%(±0)。上海総合3997(-0.25%)、香港ハンセン26,241(-0.92%)、インドNifty25,492(-0.07%)、ロシアRTS 995(+1.12%)。グロース700.84(-0.32%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。株はAIを相手に勝機なし。デフレを抜け出し過小評価された日本株に限り成功する可能性が高い。次に何が起きるかわかるという。(了凡)








