証券ビュー

アンコール伊勢町

円売り加速し波乱含み 市場とFRBこそ信頼のよりどころ (2025.10.31)

 小幅続伸。日経平均小陽線の引け。最高値を更新した。29日ダウ74ドル安(一時334ドル高)、ナスダック23,958(+130)、S&P500種6890(±0)。時間外290円高の先物5万1040円に追随。ピーク圏の地合いだ。FRBが連続利下げを0.25%で打ち切る一方、日銀は政策金利0.5%据え置きで早期利上げを示唆。一時153円14銭をつけ円安にさざ波が立った。プライムの出来高37億4100万株、売買代金10兆0300億円。値下がり432(値上がり1127)。引け後、先物確り。日米同盟の向背、高市内閣の政策期待を追認するもので、トランプ氏滞在3日を数え欧州やロシア、中国に対抗する上で日本抜きに語れない。米政府機関一時閉鎖に伴う経済統計の不明や影響も広がり、80兆円にのぼる投資が4プロジェクト日本の業界大手支援もあり歓迎された。30日入手した情報によると、米国の大企業は不安定な政治や上昇する人件費を理由にホワイトカラーをAIに置き換え始めた。まな板に乗っているのが大卒で人事担当マネージャーや中間レベルのエンジニア。彼らのスキルがハイテクの進歩に追いつけない。FRB議長はウォール街に連続0.25%利下げを伝えるや12月利下げなしと警告。パーティを台無しにした。量的引き締め12月1日終了。バランスシートでGDP比21%に凍結する。2022年の32%を下回る一方、パンデミック前の18%を上回り、08年以前より遥かに高い。あらゆる機会をとらえ利下げを迫る大統領がいるが、インフレを克服するまで利下げが大きな脅威。トランプ氏が来年5月任期を迎える同議長の後任を早く発表すると、FRBを悲惨な状態から引きあげる時が到来したことになる。このため、10~12月岐路。トランプ氏次第で進む道が見つかり、来年中間選挙を控え透明性と説明責任が明らかになる。
 日経平均先物によると、30日大証ミニ5万1780円(+0.62%)に対しラージ同、シカゴ1820円。現物より494円高い。ダウ先物4万7693ドル(-0.22%)。同61ドル高い。VIX恐怖指数15.81(-6.56%)、WTI原油先物60.17(-0.51%)。金先物3987(-0.34%)、ビットコイン円16,958,994(+0.63%)。
 30日の日経平均17円高。大引け5万1325円。TOPIX3300(+22)。10年債1.645%(-0.005)。米10年債4.097%(+0.017)。上海総合3986(-0.73%)、香港ハンセン26,282(-0.24%)、インドNifty25,807(-0.68%)、ロシアRTS1012(+1.19%)。グロース707.46(+0.57%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など。円売りが加速し波乱含み。市場とFRBこそ信頼のよりどころだ。(了凡)