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アンコール伊勢町

二転三転する市場の解 どんなAIであれ解明できない (2025.10.14)

 前週末反落。日経平均小陰線の引け。二転三転した。10日ダウ878ドル安(9日243ドル安)、ナスダック22,204(同23,204)、S&P500種6552(同6735)。時間外2420円安の先物4万5200円に暴落。日本時間10日自民・公明連立解消、同11日SNSによるトランプ氏新関税(対中警告)によるもので、13日大証の祝日取引から再開される。引け後、先物大幅安。VIX恐怖指数21.66(+31.83%)まで吹っ飛び、国内のサプライズや巻き戻し、フィラデルフィア半導体指数(-6.33%)など累卵のきわみ。15日米CPI(9月)、16日同小売売上高、17日同住宅着工など発表予定。一部政府封鎖により見送りや解雇も伝えられる。国内は26年続いた公明党の政権離脱ですっきりした。少なくても、40年前プラザ合意以来の転換点入り。齋藤ジン氏によると、80年代の米議会も当時勝ち過ぎの日本に対し怒りで保護主義が高まった。米国は過剰消費で赤字体質。日本が外需に期待して内需以上の黒字体質。これを世界経済に委ねず為替で修正したのがドル高是正のプラザ合意。米国は赤字を改善し日独ともに内需を高める内容。輸出で儲かる日本を追い出し、90年代財政赤字を修正した。トランプ氏は製造業を国内に戻す課題を抱え、米国だけで困難と分かっている。中国と地政学的緊張を考えても日本は重要。米国をひきつける努力をしなければならない。4日高市氏が自民党総裁に就任し二転三転したが、市場の解に間違いない。八咫烏(ヤタガラス)が送り出した大和撫子によるもので、大化の改新(645~650年)に匹敵する。一連の国政改革が大宝律令完成(701年)まで続き、秦氏や聖徳太子の活躍が日本書紀に紹介された。きっかけをつかんだのも事実。倍返し5万2000円に向かっている。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ4万5240円(-5.00%)に対しラージ5200円、シカゴ5965円。現物より2123円安い。ダウ先物4万5706ドル(-1.90%)。同226ドル高い。WTI原油先物58.90(-4.24%)。金先物4000(+0.70%)、ビットコイン円17,172,885(-1.17%)。
 10日の日経平均491円安。大引け4万8088円。TOPIX3197(-60)。プライムの出来高24億9700万株、売買代金6兆3300億円。値下がり1442(値上がり149)。10年債1.690%(±0)。米10年債4.058%(-0.083)。上海総合3897(-0.94%)、香港ハンセン26,290(-1.73%)、インドNifty25,285(+0.41%)、ロシアRTS 1004(-1.62%)。グロース746.37(-1.70%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。40年前プラザ合意はおろか1380年前の奈良時代を振り返った。異常気象も100年に1度のレベル。どんなAIであれ解明できない。(了凡)