異常気象に打つ手なし 来年食料問題が大きなテーマに (2025.09.08)
前週末続伸。日経平均小陽線の引け。後場伸び悩んだ。4日ダウ350ドル高、ナスダック21,707(+209)、S&P500種6502(+53)。時間外280円高の先物4万2910円をリレー。
5日予想を下回る米雇用統計(8月)を受け入れた。プライムの出来高19億6100万株、売買代金4兆5500億円。値下がり469(値上がり1087)。引け後、先物無言。一線を越えた後味。11日米CPI、12日メジャーSQ、16~17日FOMCなど覚悟の上だ。ブルームバーグによると、金利スワップ市場が織り込む9月の米利下げ確率100%。10月まで日銀の利上げ同30%台。ブルベアの対応目一杯とみられ、米利下げや首相退陣などさんざん織り込んだ水準で来年の初動を見た。日米の新体制にも当てはまり、10~12月調整、来年1~3月反転を視野。2025年7月から太陽活動の極大期(11年)に入り待ったなし。冥王星の水瓶座入りから2044年まで続く見通し。少なくても、天が40年前(1985年)と80年前(1945年)の既得権を取りあげるといわれ、彼我ともに旧体制一新が喫緊の課題。プラザ合意や無条件降伏に匹敵するスケール。異常気象が定着し9月も高温続きで打つ手なしだ。3日ウォール街が過去5年で最も大きいベアシフトというが、異常気象や高温続きを無視して相場も続かない。米利下げや首相退陣をきっかけに天が主導権を握り、八咫烏(ヤタガラス)の出番を通して天岩戸を開く旨述べた。立花義裕著「異常気象の未来予測」(ポプラ新書)を紹介する。日本に集中する異常気象、なぜ日本に猛暑がくるのか、地球温暖化による世界全体の水温上昇。なぜ温暖化で豪雨が増えるのか、温暖化が日本にもたらす異常気象、異常気象で生活がどのように変化するのか。専門が気象学で異常気象、気候力学に詳しい。日本気象学会理事、日本雪氷学会理事でもあり現役だ。ムーディーズによると、米国はリセッション入り瀬戸際。トランプ関税が米企業の収益を損ない、住宅市場もトラブルに陥っていると警告。週明け安閑としていられない。
日経平均先物によると、5日大証ミニ4万3100円(+0.07%)に対しラージ同、シカゴ3110円。現物より91円高い。ダウ先物4万5635ドル(-0.12%)。同13ドル高い。VIX恐怖指数15.28(-0.13%)、WTI原油先物62.89(-0.93%)。金先物3608(-0.01%)、ビットコイン円16,700,315(+1.50%)。
5日の日経平均438円高。大引け4万3018円。TOPIX3105(+25)。10年債1.570%(-0.030)。米10年債4.157%(-0.001)。上海総合3812(+1.24%)、香港ハンセン25,417(+1.43%)、インドNifty24,741(+0.03%)、ロシアRTS 1122(+0.83%)。グロース766.63(+0.92%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。異常気象で気になるのが米騒動。今年一等米で乗り切っても耐性強化を迫られた。来年食料問題が大きなテーマになる。(了凡)