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アンコール伊勢町

予想される踏みと投げ 米国の世紀あっけなく終焉させる (2025.06.27)

 3連騰。日経平均小陽線の引け。一方通行だ。25日ダウ106ドル安、時間外20円高の先物3万8950円に鞘寄せ。後場一段高になった。イラン・イスラエル停戦、双方「勝利宣言」を巡るもので買い戻しに拍車。7月落とし前と述べた。プライムの出来高18億3000万株、売買代金4兆9200億円。値下がり380(値上がり1189)。引け後、先物足踏み。売り方の踏みと買い方の投げも予想されるためだ。現物が3万9000円台に乗せ5か月ぶりの高値。4万円を視野に入れた矢先、トランプ氏の独断専行が目立つ。市場の一部が好感しているのも事実でウォール街とホワイトハウス、イスラエルの利害一致が背景とみられる。イラン・イスラエル停戦に対し、米軍が太平洋戦争で投下した長崎・広島原爆を引き合いに、トランプ氏が「平和をもたらした」と言明。半ば本気でノーベル平和賞にこびを売るなどお粗末。むしろ、日本びいきで5月に亡くなったジョセフ・ナイ(享年88)が印象に残っている。1週間前フォーブスジャパンに遺稿が出た。いわく、トランプ氏が米国の強さに気づいていることは正しい。基本的に間違った形で使っている。相互依存を攻撃することで強さの基盤を崩している。秩序は各国のパワー配分、規範、制度により成り立っており、これら全てを攻撃している。方向違いの努力を重ねることで、ヘンリー・ルイス(1898~1967)が「米国の世紀」と呼んだ支配の時代をあっけなく終焉させるかもしれない。ホロスコープによると7月から始まる。2019年報告された新型コロナにしても、感染症解明やワクチンを巡り桁外れなQE(金融緩和)がバブル後遺症として残り、7月以降真相が明らかになる見通し。トランプ氏は米国の強さが相互依存にあることがわからず、同盟国のただ乗りコストに執着。指導力が偏っている。26日入手した材料によると、AIがお金や信用をつくり出す能力、経済のマネーサプライを決定できる能力を持つ時代。世界がAI主導の経済に突入した。
 日経平均先物によると、26日大証ミニ3万9520円(+0.03%)に対しラージ同、シカゴ9505円。現物より74円安い。ダウ先物4万3411ドル(+0.24%)。同424ドル高い。VIX恐怖指数16.65(-0.66%)、WTI原油先物65.29(+0.57%)。金先物3348(+0.08%)、ビットコイン円15,525,000(-0.22%)。
 26日の日経平均642円高。大引け3万9584円。TOPIX2804(+22)。10年債1.410%(+0.015)。米10年債4.273%(-0.016)。上海総合3448(-0.22%)、香港ハンセン24,325(-0.61%)、インドNifty25,549(+1.21%)、ロシアRTS1125(+0.14%)。グロース743.33(-1.85%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。このうち、■■■■■■■(****)がゲノム創薬に目星。国内大手と外資のキャッチボールが始まった模様。■■■■■■■(****)を連想するものでもち合い放れ。24日、事業計画及び成長可能性について言及している。(了凡)