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アンコール伊勢町

7月平和攻勢に尽きる 大事に至らないイラン核施設攻撃 (2025.06.24)

 週明け続落。日経平均小陽線の引け。次第に下げ渋った。19日2週間以内から21日に繰り上がった米国のイラン攻撃によるもので、リスクオフほか1ドル147円台の円安が主因。意表を突き攻撃成功を発表したトランプ氏に対し、時間外取引で日米株価指数の下げ一時1%余。大事に至らない。プライムの出来高15億7000万株、売買代金3兆8300億円。値下がり915(値上がり653)。引け後、先物が戻している。受け売りだが、米政府は「バンカーバスター」を運ぶステルス爆撃機B2を派遣しイランの核施設攻撃を検討していた。CSIS(米戦略国際問題研究所)は、米軍は極めて高い精度で投下し同じ標的を繰り返し命中できる。ただ、核施設を正確に把握できず完全破壊できない可能性もあるという。1979年イラン革命と米国大使館占拠事件を通じて45年の敵対関係。米メディアも活発に言及し「危険な攻撃でトランプ氏の大統領職を賭ける」(ワシントンポスト)。「米国が愚かな戦争に関与しないと約束した直後の危険な瞬間」(AP通信)。「イスラエルの対イラン戦争に米国が加わった」(各紙)など批判。ロイターに至って、イラン軍が米国に警告。戦争を始めたのがトランプ氏なら、終わらせるのは我々と一枚上。相互関税による貿易戦争と因縁の地政学で消耗戦再燃。市場が結果を左右する旨述べた。22日入手した情報によると、大英帝国を潰したチャーチル。米国の場合トランプ氏。戦争は平和と表裏一体、裏切りも正義。イランを2度騙して奇襲作戦に成功したが、いつまで騙せるものでない。米国は常にイランの政権転覆を狙ってきた。シオニスト大統領の登場でイラン攻撃を実現。次に米軍上陸。そうしないと転覆できない。トランプ氏はイラク戦争の再現を望んでいる。米国とイスラエルが傀儡政権を準備。前イラン国王の息子だ。世界はウォール街に支配されている。ブルームバーグによると、23日米商業用不動産で信用不安拡大。借り入れコストが上昇し信用不安顕在化。相互関税の影響が実体経済に跳ね返り地政学的リスクに飛び火したのが本音に近い。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など日本の出番。平和攻勢で一丸になると一人勝ちだ。
 日経平均先物によると、23日大証ミニ3万8430円(+0.08%)に対しラージ同、シカゴ8435円。現物より80円高い。ダウ先物4万2466ドル(-0.12%)。VIX恐怖指数21.11(+2.38%)、WTI原油先物73.71(-0.18%)。金先物3374(-0.34%)、ビットコイン円14,950,997(+1.06%)。
 23日の日経平均49円安。大引け3万8354円。TOPIX2761(-10)。10年債1.405%(+0.010)。米10年債4.362%(-0.014)。上海総合3381(+0.65%)。香港ハンセン23,689(+0.67%)、インドNifty24,971(-0.56%)、ロシアRTS 1102(-0.10%)。グロース751.02(+0.04%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。米国や中東に続き国内も都議選や参院選など下剋上頻り。7月平和攻勢に尽きる。(了凡)