米雇用統計が次の関門 5月しのいでも7月につかまる (2025.04.24)
3日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。固唾をのんだ。22日ダウ1016ドル高、先物565円高の3万4845円に鞘寄せ。1ドル143円台の円安に振れたのが主因。23日早朝トランプ氏がFRB議長解任を否定した旨伝えられ買い戻し殺到。一巡後、膠着状態になった。プライムの出来高18億1600万株、売買代金4兆2900億円。値下がり244(値上がり1347)。引け後、先物に安心感がほの見える。イースター明け21日、再びドル、株、債券トリプル安の反動。22日、IMFが2025年の世界経済成長見通しを前回3.3%から0.5%下方修正しただけに胸を撫でおろす展開。5月2日、米雇用統計が次の関門になりそうだ。米国が40年続いた自由貿易から「鎖国」に舵を切ったといわれ、25代米大統領マッキンリー(1843~1901年)に31代フーバー(1874~1964年)もしばしば出没。1928年に共和党大統領が上・下院、州知事など独占した事例も引っかかる。翌29年大恐慌に見舞われ第2次大戦が始まった。日本の場合、自ら製造業復活のチャンスと述べた。40年前(1985年)、80年前(1945年)、120年前(1905年)さえ失敗体験によるもので、関税をはじめトランプ氏の政策転換が新たなチャンス。現に円が金先物と並びドル安の駆け込み寺。来年から米国と日本、台湾の間で次世代半導体の量産が始まりAI革命をリードする見通し。バブル当時完成品メーカーにこだわり自滅したが、今回必要不可欠なハイテク部品にシフト。YKK(旧吉田工業)のファスナーを先例に日本の部品なしに世界の大手製造業が回らない仕組みに改めた。何より顧客ファーストを掲げトランプ氏と一線を画している。このため、今後予想されるトリプル安にも金先物と円高が市場の解。仮説を立て臨むことにした■■■■■■(****)や■■■■■■■(****)も動意しきり。国内で是川銀蔵(1897~1992年)直伝とマルコポーロ(1254~1324年)由来のゴールドラッシュも支援材料。ダーウィン(1809~1882年)を受け入れ変化に対応する場面。「種の起源」に強い者や賢い者でなく、唯一変化できるものが生き残る旨書いてある。
日経平均先物によると、23日大証ミニ3万5000円(+0.43%)に対しラージ同、シカゴ5085円。現物より216円高い。ダウ先物4万0024ドル(+1.69%)。同837ドル高い。VIX恐怖指数28.28(-7.49%)、WTI原油先物63.18(-0.77%)。金先物3318(-1.85%)、ビットコイン円13,296,938(-0.38%)。
23日の日経平均648円高。大引け3万4868円。TOPIX2584(+52)。10年債1.330%(+0.025)。米10年債4.304%(-0.098)。上海総合3296(-0.10%)、香港ハンセン22,072(+2.37%)、インドNifty24,328(+0.67%)、ロシアRTS 1131(-0.94%)。グロース659.47(+0.11%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など。米国の「鎖国」が行き詰まり政策転換する時がやってくる。5月しのいでも7月につかまるという。(了凡)